2011-04-13

BJORN TORSKE "Kokning"






ロイクソップの盟友&レーベル・メイトでもあり、リンドストロームや
プリンス・トーマスの先輩としてクラブ・シーンからもリスペクトされる
ノルウェー孤高のサウンド・マイスター、ビョーン・トシュケによる、
全世界的に高い評価を獲得した『Feil Knapp』に続く、約3年ぶりとなる
待望の最新アルバム!


アーティスト: ビョーン・トシュケ
タイトル: コックニング
商品番号: CLTCD-2001
発売日: 2011.5.18.
CD | DIGITAL

SMALLTOWN SUPERSOUND

日本盤のみボーナス・トラック5曲収録
解説付(CD)

トラックリスト:

01 Kokning
02 Bryggesjau
03 Gullfjellet
04 Langt Fra Afrika
05 Bergensere
06 Slitte Sko
07 Nitten Nitti
08 Versjon Wolfenstein
09 Furu

BONUS TRACK:

10 Emmaus (Prelude)
11 Assistenten
12 Setter
13 Totem Expose
14 Nestor




03 Gullfjellet by calentitomusic















ビョーン・トシュケは特別な名前を持った特別なアーティストだ。
生まれはノルウェーの北部で、何百年にも渡って漁業を生業としてきた街。
彼の名前を文字通り訳すと「クマの陰嚢」ということになる。


ノルウェーではディナーの流儀もユニークだ。
まずはじゃがいもを茹でて、海に出る。そこで魚を釣って家に戻り、
食事の準備に取り掛かる。このプロセスを「kokning」というのだ。


北部ノルウェー人が独自のやり方をするというのは、ありのままにやる、
ということだ。ビョーン・トシュケが独自のやり方で音楽を作るというのは、
まったく正しい(スモールタウン・スーパーサウンド・プレス資料より)。


******


キングス・オブ・コンビニエンスやロイクソップなどの
ポップ・アーティストでもおなじみの北欧ノルウェー、その
豊かな音の土壌の源泉とも言える看板インディー<テレ>
からのアルバム・リリースで知られるビョーン・トシュケは、
スウェーデンの名門ディープ・ハウス・レーベル<スヴェック>や
ノルウェー・クラブ・シーンの伝説エロット(R.I.P.)とのコラボなどに
よりダンス・ミュージック・ファンのあいだでも確固たる人気を誇る
多才多芸なアーティストです。


2007年にジャガ・ジャジストやキム・ヨーソイ、リンドストロームなどを
抱えるオスロのスモールタウン・スーパーサウンドへと移籍して発表
した前作『Feil Knapp』は世界的に高い評価を獲得し、ここ日本でも
『REMIX』誌の年間ベスト「チルアウト部門」で一位に輝くなど、各方面
で話題になりました。


待望の新作『コックニング』は、前作同様にエレクトロニカ、ハウスや
ダブ、アンビエントなどの要素がクロスした表情豊かなリスニング作品
で、彼の紡ぎだす独特のサウンドスケープに一度でもハマってしまった
ファンならば即ゲット確実。


前作以上に生音を素材とした楽曲が多く、クールなプロダクションの
中にも温かみのある作風で、これまでより幅広い層への波及が期待
できる良質な作品です。


日本盤のみボーナス・トラックを5曲収録しています。アルバムの
外伝とも言えるひとつのストーリーを持ったトラックの集合体で、
単なる「ボーナス」以上のクオリティーです。