2012-05-28

ネナ・チェリーの記事が英『Guardian』に




ネナ・チェリー&ザ・シングのリリースが英『Guardian』でも
フィーチャーされておりました。


http://www.guardian.co.uk/music/2012/may/22/neneh-cherry


ザクっとですが、以下のような内容


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「80年代に”バッファロー・スタンス”で一世を風靡した
ネナがアヴァンギャルド・ジャズ・アルバムを携え復帰」


1988年、ヒップホップの色濃いシングル「バッファロー・スタンス」
でスターの仲間入りをしたネナ・チェリー。あのときと変わらぬ
パーマ・ヘアーで、彼女はそこにいた。


来月彼女は、アヴァンなカバーを満載したフリージャズの
アルバムをリリースする。


そのアルバム『ザ・チェリー・シング』は、彼女と、
マッツ・グスタフソンをフロントに据えたノルウェー&スウェーデンの
ジャズ・ユニット、ザ・シングのコラボレーション。


ネナはチャートのNO1に輝いたコラボ・シングル
Love Can Build a Bridge」を含め4曲のトップ10ヒットを
持つポピュラー・アーティスト。


そんな彼女が何故フリージャズを、と思うかもしれないが、
彼女のキャリアを紐解けば、それも合点がゆく。


まず、彼女の母親はスウェーデン人で、彼女は同国の
ヒッピー・コミューンで幼少時代を過ごした。


そのあとスリッツやリップ・リグ&パニックに参加した。


近年は、夫でプロデューサーのCameron McVeyと共に
ダウンテンポ・ユニットCirKusとしても活動。


しかし何よりもまず言及すべきは、彼女の義父がドン・チェリー
ということ。


今回のコラボ・パートナーのザ・シングのユニット名は、
実はドン・チェリーの1966年のアルバム『Where is Brooklyn?』
に由来するのだ。


ネナはいま48歳。
「今回のコラボを、本当に誇りに思っている」
彼女は言う。


作業は2年前にストックホルムではじまった。
きっかけはザ・シングのライヴに行ったMcVey。
帰るなり興奮おさまらぬままに、彼はネナに言った。


「彼らは、君のためのバンドだよ!」
ネナは何とのことかよくわからなかったが、
「OKやりましょう」ということになり、セッションをはじめた。
ほなくして、彼女は「これはやらなければ」と駆り立てらる
ようになり、何年かぶりに作曲作業に、取り組むようになる。


ネナの最後のソロ作品といえば
ユッスー・ンドゥールとのデュエットでインターナショナル・チャート
のナンバーワンを獲得したシングル「Seven Seconds」を含む
1996年の『MAN』だった。


16年ぶりの、アルバムだが、ソロで、ということはアタマに
なかったため、アニーリンドストローム、ディスクヨッケ
リリースで知られる(そしてザ・シングのリリース元でもある)
オスロのレーベル、スモールタウン・スーパーサウンドと
リンク、今回のリリースとなった。


チェリーとバンドは昨年の11月に4日間でレコーディングした。
フリージャズのバンドにとっては長い時間だったが、ネナに
してみれば、その逆だった。


50もの候補曲があったそうだが、最終的に、ドン・チェリーの
カバーや彼女のオリジナル「Cashback」を含む10曲にまで絞り込まれた。


「今なら義父の遺産に取り組むことが出来るかもしれない」
彼女は振り返る。


「彼の音楽の作り方は、いつも身近には、あったけど、
それについて、それほど深く考えるようなことはなかった。
でも、やっとそこに、片足を突っ込んだ感じ」


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などなど…まだまだ続きますが、
長くなるので、とりあえずはこのあたりで!


このあと日本のメディアでもいくつかのインタビューや、
記事露出がございます。


こちらやツイッターフェイスブックなどで告知してゆき
ますので、是非、ご注目いただけたらと思います。