2013-10-31

ZARPA ROCK: Los 4 Jinetes Del Apocalipsis





スペインのオブスキュアなハードロック・バンド
ZARPA ROCKによる78年のメガレア1stアルバム。


本作レコーディング時メンバー全員何とまだ10代。
早熟ながらも卓越したソングライティングと演奏のスキルに
よってかのイアン・ギランのスペイン・ツアーの前座にも抜擢
されるなど、リリース時大きな話題を呼びつつも、リリース後
間もなくアルバム製造元の事務所が倒産してしまうという
憂き目にあい、わずか数百枚しか世に出回らなかったと
いう貴重な一枚。


重心の低いヘヴィーなサウンドと鮮やかな対照をなす
伸びやかなハイトーン・ボーカル、独特の哀愁とコブシを
きかせたスペイン語のシャウト、長尺でプログレッシヴな
展開をみせるユニークな楽曲、その演奏は力強くも、
どこか抒情的で独特の世界観を築き上げている。


オリジナル発売から30年以上の時を経て、初めてのCD化になります。



















ZARPA ROCK: Los 4 Jinetes Del Apocalipsis
発売元レーベル:Iberian Rocks 商品番号:IR-1001
スペイン直輸入盤・オープンプライス



1 Los 4 Jinetes Del Apocalipsis
2 Lacontaminación
3 Llega La Destrucción
4 La Guerra Cruel
5 El Hambre


 

OS LOBOS: MIRAGEM





ファラウェイ・サウンズでおなじみのスペインGUERSSENが
独占流通を手掛けるイタリアのサイケ再発レーベルMANDRAXから、
ムタンチスにも通じるヒネリとソフトロックなギターやコーラスを満載した
ブラジルのメロウ・サイケ隠れ名盤が復刻。


オス・ロボス/ミラージェン
OS LOBOS MIRAGEM
GUERSSEN / MANDRAX / ritmo calentito

1 Seu Lôbo
2 O Homem De Neanderthall
3 Avendida Central
4 Meu Amor Por Christina
5 You
6 Miragem
7 Santa Teresa
8 Dorotéia
9 Carro Branco
10 Pasta Dental Sabor Chicletes
 

 

◆ オス・ロボスはブラジル・リオデジャネイロの対岸の町ニテロイからやってきた7人組ソフトロック・グループで、ポップでありながらもサイケデリックなヒネリのきいたユニークな音楽が、ムタンチスやトン・ゼーなどにもたとえられ、熱心なブラジル音楽や中南米サイケのコレクター筋で知られたカルト・グループ。


◆ 『ミラージェン』は、その1971年発売のアルバム作品で、当時ブラジリアン・サイケの巨頭Modulo 1000のリリースで知られたTop Tapeレーベルから発売されていたもの。


◆ コケティッシュな女性ボーカル曲、王道のパヤヤ・コーラスを伴ったソフトロック・チューンやビートルズ・マナーのポップ・サウンド、ヤング&フレッシュなアコギやオルガンのグルーヴィーな響きは、サイケ・マニアだけでなく、フリーソウルやミスター・ボンゴ系のレアグルーヴ・リスナーにもオススメ。


◆ ブラジリアンなサウンダーヂと男女コーラスの爽やかなハーモニー、歌心溢れるギター、美しいストリングス、ロックなギター・ソロやグルーヴィーなオルガンの響き、そして全体を貫くメロウなムード。多彩な音楽性は、サイケ筋のロック・コレクターも、クラブ流れのレアグルーヴ・ファンも、トリステ・ジャネーロやジャンコ・ニロヴィック的なモンド/ソフトロック/ライブラリー好きも、みんなまとめてノックアウト!


◆ デジパック仕様・解説付き直輸入盤

 

「革命前イランのファンク&ポップ・サイケデリア」シリーズを振り返る




西アジアを掘り尽くす注目の新レーベル、ファラウェイ・サウンズの看板シリーズ「革命前イランのファンク&ポップ・サイケデリア」がこの夏の『グーシュ・ベデー』をもってフィナーレを迎えました。


ファインダーズ・キーパーズやサブライム・フリークエンシーズなどとも共振しながら、独自の視点でアジアの更なるニッチを掘り起こす世界音楽探検隊の新興勢力、そのエッセンスがぎゅっと濃縮された好シリーズは、おかげさまでディープなワールド・ミュージック・ファンだけでなくジャンルをまたいで多くの皆様から好評いただきました。


『グーシュ・ベデー』発売後もコンスタントに過去作の問い合わせをいただいておりまして、引き続きジワジワと、拡散を続けているようです。ありがとうございます。


ということで今一度、第一章『センドゥニ』からここまでの軌跡を振り返ってみたいと思います。長くなってしまってもアレなので、以下、各章の一曲目だけをピックアップしました。


センドゥニ - 革命前イランのファンク&ポップ・サイケデリア第一集』 より




ハーネ・ハーネ - 革命前イランのファンク&ポップ・サイケデリア第二集』より




ティーシェ・オ・リーシェ - 革命前イランのファンク&ポップ・サイケデリア第三集』より




セダイエ・デル - 革命前イランのファンク&ポップ・サイケデリア第四集』より




グーシュ・ベデー - 革命前イランのファンク&ポップ・サイケデリア第五集』より




ペルシャの伝統とファンクやロックなど西欧ポップのせめぎ合いの果てに生まれたイラン独特のサイケデリック・エイジアン・グルーヴの数々。


ファインダーズ・キーパーズもコンピ『Pomegranates』やグーグーシュの単品復刻でイラン/ペルシャに手を染めてはおりますが、ファラウェイ・サウンズはさらに深堀りを徹底、新たなお宝を続々ディスカバーしております。


各章それぞれにキラーがそこかしこにまぶされていて、しゃぶりがいがあります。是非ひとつひとつ、チェックいただけたらと思います。


また9月末発売の『ele-king』誌(VOL.11)にファラウェイの企画コントリビューター、解説執筆も手掛けますアメリカのレコ屋Wierdoo Recordsのアンジェラ・ソーヤー女史によるインタビューが掲載されております。是非ご一読ください。




引き続きレーベルの動向にも、コンピともどもご注目いただけましたら幸いです。




 








2013-10-28

IDJUT BOYS: More Or Less 20 Years Edition




活動20周年記念ツアーに併せてイジャット・ボーイズの
レーベル<U-STAR>唯一のレーベル・コンピレーション
『More Or Less』が新装パッケージで「20周年記念盤」として
再リリースされることになりました。


元のリリースが2000年で、すでに長く廃盤状態なので、
もしかしたらお持ちでない方も多くいらっしゃるかもしれませんね。


周年記念の限定版とのことなので、お店でみかけたらお早目に!



















イジャット・ボーイズ/モア・オア・レス – 20周年記念エディション
IDJUT BOYS: More Or Less 20 Years Edition
U-Star Records / calentito (CLTCD-2036)
11月20日発売予定


TracKLIST CD1
1 DJ Gilb'R – Espece Funk
2 Idjut Boys & Laj – Full Length
3 Idjut Boys & Laj – Lacatush
4 Idjut Boys – Vorn (A Man Called Adam Version)
5 Idjut Boys – Horizontal (Short)
6 Idjut Boys – Girth Soup
7 Fazed Idjuts – Dust Of Life (Full Mix)
8 Idjut Boys & Laj – Whoktish  
9 Idjut Boys & Laj – Jazz Fook

CD2
1 Idjut Boys – Jesta Dub
2 Idjut Boys – Phantom Slasher
3 Idjut Boys & Laj – Not Reggae
4 Idjut Boys & Laj – Not Reggae (Dub)
5 Idjut Boys & Laj – Dub & Bass
6 Idjut Boys, Laj & Quakerman – Dainty Dish
7 Idjut Boys, Laj & Quakerman – Turntable Turbulance
8 Idjut Boys, Laj & Quakerman – Schlamm Me
9 Idjut Boys & Laj – Beatin' On Dave
10 Idjut Boys & Laj – Mutton Chops
11 Idjut Boys & Laj – Handlebar
12 Idjut Boys & Laj – Full Length
13 Idjut Boys & Laj – Jazz Fook
14 Idjut Boys & Laj – Steab
15 Idjut Boys & Laj – Lacatush

16 Idjut Boys & Laj – Whoktish



◆ DJハーヴィーと並ぶアンダーグラウンドなクラブ・シーンの巨頭で、「ニュー・ディスコ」と呼ばれるオルタナティヴなディスコ/ハウス・ミュージックを世界中に拡散させた張本人でもあるUKのDJデュオ、イジャット・ボーイズ。


◆ 彼らの活動20周年を記念した日本ツアー(11月1日いよいよスタート!)にあわせ、自身のレーベル<U-STAR RECORDS>に残された唯一のレーベル・コンピレーション『More Or Less』が新装パッケージで限定復刻。


◆ もとは2000年にリリースされていたもの(現在は廃盤)で、当時U-STARでリリースしていた自身名義の楽曲や、レイ・マンことラジ・グプタとの共作曲、フェイズ・アクションとの貴重なコラボ、仏ヴァーサタイル・レーベルのオーナーとしても知られるジルベールの楽曲などなど、をコンパイルしたもの。さらにイジャット自らの手でミックスしたミックスCD付きのお得な二枚組仕様。


◆ 新旧交えジャンルを越えた幅広いセレクションと巧みなエフェクトを用いたミックスでパーティー・フリークスたちを夜な夜な喚起の頂点へと導き続けてきたイジャット。その原点ともいえるU-STAR音源の数々は、現在でもクラシックスとして世界中のダンス・フロアで愛されスピンされ続けており、つい最近も「Not Reggae」(本作ミックスにも収録)がアナログ再発されて話題となったばかり。




11月1日の東京・代官山airを皮切りに、江の島、名古屋、仙台、
福岡、沖縄、旭川とツアーします。是非遊びに来てください!

ツアー詳細は

http://calentitomusic.blogspot.jp/2013/10/idjut-boys-japan-tour-2013-20-years-of.html























2013-10-24

MENTAL OVERDRIVE新作




ベルギーの名門<R&S>からキャリアをスタート、
ここ最近ではプリンス・トーマス主宰<フルパップ>や
リンドストロームらでおなじみの<スモールタウン・スーパーサウンド>
から作品をリリースしていたノルウェーのプロデューサー、
メンタル・オーバードライブが新しいアルバムを完成させた
ようです。


バンドキャンプでリリースしているシングル曲「Mønster」が
SPIN』で「ダンス・トラック・オブ・ザ・ウィーク」に選出されるなど
シングルのフィードバックも上々なようで、アルバムも楽しみです。






この人もビョーン・トシュケと同じ北極圏の町トロムソの出身です。
かつてトシュケがツアーで来日して雑談で冬の過ごし方の話に
なったとき、


「寒くて外出する気になんかなれないので一日中部屋に籠って
音楽を作っている」というようなことを話してくれたことがあった
のですが、


メンタル・オーバードライブの出音も、どこか似通った気質がある
ような気がします。


アルバムのタイトルは『CYCLS』で、12月末発売とのこと。
日本でのリリースの続報はこちらやツイッターで、お届けいたします。

 

2013-10-08

IDJUT BOYS JAPAN TOUR 2013 - 20 YEARS OF IDJUTS -







2013年11月、
イジャット・ボーイズの活動20周年記念ツアーです。
東京、江の島、名古屋、仙台、福岡、沖縄、旭川と
まわります。お近くの皆様、是非お祝いに来て下さい!




Idjut Boys Japan Tour 2013 -The 20 years of Idjuts -

11.01(FRI) Tokyo @ AIR
Idjut Boys Japan Tour 2013 × BLAFMA - The 20 years of Idjuts -

Info: AIR http://www.air-tokyo.com
東京都渋谷区猿楽町2-11 氷川ビルBF TEL 03-5784-3386 

11.02(SAT) Enoshima @ OPPA-LA
Idjut Boys 20th Anniversary JapanTour 2013
Saturday Nite Live - special ”20th”session -

Info: OPPA-LA http://oppala.exblog.jp
神奈川県藤沢市片瀬海岸1-12-17江ノ島ビュータワー4F TEL 0466-54-5625

11.03(SUN) Nagoya @ Mago & Vio
- JACK feat. Idjut Boys -

Info: Club Mago http://club-mago.co.jp
名古屋市中区新栄2-1-9 雲竜フレックスビル西館B2F TEL 052-243-1818

11.06(WED) Sendai @ Club Shaft
- ZUNDOKO DISCO -

Info: Club Shaft http://www.clubshaft.com
仙台市青葉区国分町2丁目10-11 第3吉岡屋ビル4F TEL 022-722-5651

11.08(FRI) Fukuoka @ Kieth Flack
- NEX feat. Idjut Boys Japan Tour 2013 -

Info: KIETH FLACK http://www.kiethflack.net
http://nexfukuoka.tumblr.com/
福岡市中央区舞鶴1-8-28 マジックスクウェアビル 1F/2F TEL 092-762-7733

11.09(SAT) - 11.10(SUN) Okinawa @ 残波JAM 2013
Info: 残波JAM 2013 http://zanpajam.org
残波岬公園特設ステージ (沖縄読谷村宇座1861番地)

11.16(SAT) Asahikawa @ bassment
- Idjut Boys Japan Tour 2013 -

Info: bassment
旭川市宮下通15丁目872-1 TEL 0166-23-4595

TOTAL TOUR INFO: AHB Production www.ahbproduction.com


Idjut Boys (Dan Tyler&Conrad McDonnell / London)

映画会社で働いていたDanと、サボテン農場で働いていたConradが出会い、Idjut Boysを結成!
2人はパブやレストランでPhreekという名前のパーティーを始め、そのパーティーはその後、U-Star Dance Partyとなった。パーティーU-Star Dance Partyをそのままにレーベル名に使用し、1994年にはレーベルU-STARが立ち上がった。ダンスミュージックへの強い愛情をライブ感覚溢れたダブ処理とユーモア感覚によって昇華した彼らの作品は、単なるリコンストラクトに留まらないオリジナリティーに満ちており、”Dub- Disco”なスタイルを確立。DiscfunctionとNOIDというレーベルも始動させ、また2000年以降はcottageとDroidというレーベルを立ち上げ、それらのレーベルを通じて素晴らしい才能達をリリースした。2011年、Idjut Boysとしての初のオリジナルアルバム『Cellar Door』をリリース。そして今年2013年にはIdjut Boys 結成20周年を迎える!そんなIdjut BoysのDJスタイルとは、巧みなミックスと創造性溢れる選曲で構成されるmadでグルーヴィーなダンスパーティーである。

http://www.facebook.com/pages/Idjut-Boys/38225928093
 











初アーティスト・アルバム『セラー・ドア』も
引き続き宜しくお願い致します。






 

2013-10-07

FIKRET KIZILOK - Anadolu’yum




デーモン&ナオミ監修のコンピ『International Sad Hits』への
フックアップにより世界中のアシッド・フォーク・リスナーのあいだに
その名が刻み込まれたトルコのサイケ王フィクレト・クズロクの究極
シングル・コレクション!


サズやシタールのオリエンタルなメロディとブリティッシュ・マナーの
ザラついたオルガン使い、さりげないタブラのスパイスや覚醒ムード
全開の乾いたフルートの音色に牙をむくドラム・ブレイクなど、


どこを切っても辺境サイケやレアグルーヴの見本のような独創的な
ミクスチャー・サウンドのオンパレード。


トルコのロックのパイオニアが最も光り輝いていた70年代前半の
ベスト選集、文句なしの一枚です。


















フィクレト・クズロク/アナドリューン
FIKRET KIZILOK: Anadolu’yum
Pharaway Sounds | ritmo calentito (RTMCD-1073)

1. Gün Ola Devran Döne (1971)
2. Leylim Leylim (1972) 
3. Anadolu’yum (1972 & 1975) 
4. Tutamadım Ellerini (1973) 
5. İnsan mıyım Mahluk muyum Ot muyum (1974)
6. Anadolu’yum ‘75 a.k.a. Akın var Akın (1975)
7. Aşkın Olmadığı Yerde (1974) 
8. Köroğlu Dağları (1973) 
9. Bacın Önde Ben Arkada (1973) 
10. Haberin Var mı (1974) 
11. Kör Pencere (1974) 
12. Dar Ağacı  (1975) 
13. Gözlerinden Bellidir (1972) 
14. Koyverdin Gittin Beni (1973)




◆ 60年代後半から70年代にかけて、エルキン・コライやバルシュ・マンチョらとほぼ同時期に活動、多くのナンバーワン・ヒットやゴールド・ディスクを持つトルコのロックのパイオニア、フィクレト・クズロク。

◆ トルコの「ボブ・ディラン・ミーツ・キース・エマーソン」などとも例えられたそのサウンドは、サズやシタールのフォーキーな佇まいを基調としながらも、プログレ前夜のブリティッシュ・ロックを思わせるダーティーなオルガン・サウンドの意外なトッピングが特徴的。

◆ そこに、サズやシタール、絶妙なタブラのリズムが絡み合いながらユニークなオリエンタル・ムードを醸し出す。さらにはディガー悶絶のドラム・ブレイクやこのジャンル特有の変拍子も加わり、まさにレアグルや辺境サイケの手本とも言うべき鉄板のサウンドで、好事家たちをノックアウト!

◆ ダンサブルなパーカッションとセクシーなメロのイントロ数秒でいきなり昇天必至のM①「Gün Ola Devran Döne」、モノ悲しげな歌謡ムードの炸裂したM③「Anadolu’yum」、トルコ大衆歌謡の人気女性歌手フンダ・アラルも2000年代に入ってからカバーしたメロドラマティックなM⑩「Haberin Var mı」、タブラのスパイスをきかせた高速オルガン・ファンクのM⑪「Kör Pencere」など、振れ幅の広いバラエティ豊かなサウンドで、アナドル・ロックの様々な側面を楽しむことができる好作品となっています。

◆ USインディーの人気デュオ、デーモン&ナオミ(元ギャラクシー500)が2006年に監修したアジアのアシッド・フォークのショウケース・コンピ『International Sad Hits』に、三上寛や友川カズキ、韓国のキム・ドゥスと共にトルコ代表として選ばれて以降、アンダーグラウンドなフォーク好きのあいだでも注目を集めていたアジアの西の果てのシンガー/ソングライターによるイイ仕事。

◆ リマスター済み。




















 

CEM KARACA: Apaşlar, Kardaşlar, Moğollar, Ferdy Klein Orkestrası





エルキン・コライと並ぶトルコのアナドル・ロックの巨頭
ジェム・カラジャのセカンド・アルバムがファラウェイ・サウンズから再発!


欧米マナーのフォーク、ブルース、サイケやプログレ・サウンドに
独自のコブシと哀愁を加えたユニークなオリエンタル・クロスオーバー・
サウンドの連続。噛みしめるほどにクセになる不思議な中毒性を持った
ジェムの音楽の最盛期におけるベスト・パフォーマンスを余すところなく
収めたマスターピースで、アナドル道を極めるにあたって決して避けて
通ることのできないド定番。


全トルコ音楽ファン必携の一枚です。



















ジェム・カラジャ
アパシャラール/カルダシュラル/モーラル/フェルディ・クライン・オルケスタ
CEM KARACA: Apaşlar, Kardaşlar, Moğollar, Ferdy Klein Orkestrası
Pharaway Sounds | ritmo calentito (RTMCD1072)


1. Deniz Üstü Köpürür
2. Bir Of Çeksem 
3. Askoros Deresi 
4. Unut Beni 
5. Hasan Kalesi 
6. Gel Gel 
7. Beyaz Atlı 
8. Edalı Gelin 
9. Ay Karanlık 
10. El Çek Tabip 
11. İhtiyar Oldum 
12. Obur Dünya


◆ 映画『クロッシング・ザ・ブリッジ』でも取り上げられた、ヨーロッパとアラブとアジアの狭間に木霊する現代トルコ音楽の神秘。その象徴とも言えるのが、トルコの伝統音楽と欧米のサイケやプログレッシヴ・ロックを融合したアナドル・ロックのムーブメント。

◆ 60年代から70年代にかけて猛威をふるったこの新しい音楽の先導役として、当時エルキン・コライやバルシュ・マンチョと共に活躍した国民的ヒーローが、ジェム・カラジャです。

◆ 『Apaşlar, Kardaşlar, Moğollar, Ferdy Klein Orkestrası』は、そんなジェムの最盛期とも言うべき70年代初頭のパフォーマンスを収めたセカンド・アルバム(74年発売)。アパシャラールやカルダシュラル、モーラルなどのバック・バンドを従え、ボブ・ディランばりのフォーク・ロックや、怪しげなムードのサイケ歌謡、プログレ、ブルース、トルコ独自のトラッドや民俗音楽を混ぜ合わせた、何ともスパイシーで土着的なエキゾ・ロック・サウンドがアナトリアの大地を全力疾走!

◆ ジェムの濃密なソウルを隠し味にしたトルコの伝統とヨーロッパのロック音楽の斬新なハイブリッドは、当時イスタンブールやアンカラの先進的な若者たちを魅了しただけでなく、ヨーロッパや世界中のプログレ・マニアやワールド音楽ファンをもトリコにしてきました。さらに現代ではレアグルーヴ好きやハウスDJまでもが食指を伸ばす事態に(バルシュKのリエディットしたコンピ『イスタンブール70』など)。

◆ 本作は彼のキャリアを代表する決定的アルバムの再発で、アナドル・ロック・ファンやプログレ好き、辺境マニアからレアグルーヴ系のクラブ・ファンに至るまで、全方位でレコメンドできる抜群の一枚。リマスターにより音質も格段アップしております。




 

2013-10-02

SUBES: Thrill From The Pill




ニコラ・コンテ直系のスタイリッシュなヨーロピアン・サウンドで
クラブジャズ新時代を切り拓いたオランダの新星スーベズによる
待望のセカンド・アルバムが到着!


切れ味鋭いホーン・アンサンブルとソリッドなパーカッションを
軸としたラテン風味は前作比200%アップ、


メロウなピアノ、塩辛いオルガンやむせび泣くサックス・ソロを
随所にサラリと絡めつつ、ダンサブルかつラウンジー、ときに
シネマティックな広角サウンドがスパークした、


またも期待を裏切らないホットなジャズ・グルーヴ・アルバム!
















スーベズ/スリル・フロム・ザ・ピル
SUBES: Thrill From The Pill
339 Records / ritmo calentito (RTMCD-1069)

Tracklist

01. let’s get over it 
02. There goes the speaker
03. perhaps because
04. Oh no..
05. Jelly 
06. Bolobo
07. Closing the 13th floor
08. Thrill from the pill
09. Cool hot and no Dixie
10. Flamici



◆ 初期のジャザノヴァやニコラ・コンテを思わせる、生音とプログラムされたビート&サンプリングの絶妙なバランスのミクスチャーを武器に、ニュー・クール・コレクティヴやジャズ・インヴェーダーズ、ウーター・ヘメルら、様々なスタイルのクラブジャズ・サウンドがしのぎを削るクラブジャズ大国オランダでブレイクしたスーベズ。


◆ スタイリッシュでありながらどこまでもカジュアルでフレンドリー、かつグルーヴィー。ダンスフロアでもラウンジでも楽しめる裾野の広いジャジー・サウンドで躍進した期待の新進ユニットによる待望のセカンド・アルバム『スリル・フロム・ザ・ピル』。


◆ チャノ・ポソやディジー・ガレスピー時代の古き良きキューバン・ジャズの太くて黒いエッセンスを小粋なモダン・ラウンジ・サウンドへと仕立て直したかのようなレトロスペクティヴなミドルM①「let’s get over it」、ウェス・モンゴメリーのVERVE時代の空気感を見事に現代に蘇らせてみせたシネマティックな8ビートM④「Oh no..」、アジムスを思わせるコギミよいパーカッションと抑制にきいたリズムのイントロが最高にスリリングなM⑦「Closing the 13th floor」、アップリフティングなボッサ・ハウスのM⑨「Cool hot and no Dixie」などなど、偉大なるジャズの遺産をやさしく解きほぐして現在形のラウンジ/クラブ・サウンドへと再構築。


◆ 今回はリー・リトナーとの共演でも知られるオランダの超実力派ビッグバンド「ジャズ・オーケストラ・オブ・ザ・コンセルトヘボウ」のトランペット奏者Dirk Beetsもゲスト参加(①④⑨⑩)、リスニング志向のジャズ・ミュージックとしても高い完成度を保ちつつ、クラブ・ファン、ヒップホップ/ブレイクビーツ好きからリラックスしたBGMとして耳当たりのよい音を求めるライトな音楽ファンまで、幅広く多用なリスナーへとアピールできるナイスな一枚。ジャザノヴァ、ジェラルド・フリジナ、ニコラ・コンテ、ジャイルス・ピーターソン、モ・ホライズンズ、ジュジュ・オーケストラ、アシッドジャズ、ミスター・ボンゴ、ジャズマン、キンドレッド・スピリッツなどのファンはマスト。


【SUBES】
GregとAram Wilmotという兄弟のDJユニットと、リード奏者、コンポーザーのPieter Ubbelsの三人のオランダ人からなるクラブジャズ・コンボ。ジェラルド・フリジナやニコラ・コンテなどのイタリアン・ニュー・ジャズ、或いはモ・ホライズンズやステレオ・デラックス・レーベルをはじめとしたドイツのラウンジ/ダウンテンポ・シーンから影響を受け活動を開始、サンバやボサノヴァ、クラブジャズとブレイクビーツ、ハウスなどを絶妙にミクスチャーしたユニークなスタイルのデビュー・アルバム『コントラ・ボッサ』で、ジャズファンクやバンド・スタイルの生音ダンスジャズが主流だったオランダのクラブジャズ・シーンに一石を投じる。2013年秋、セカンド・アルバム『スリル・フロム・ザ・ピル』をリリース。








デビュー・アルバム『コントラ・ボッサ』も
引き続き宜しくお願い致します。


 

 

2013-10-01

Ililta! : New Ethiopian Dance Music





ムラトゥ・アスタケやゲタチュウ・メクリヤらに影響を受けた
現在進行形のエチオピア・グルーヴに焦点を当てた興味深い
コンピレーションがオランダのTERPからリリース。


ハチロクのリズムや独特のコブシはそのままに、
シンセやドラムマシンを大胆に取り入れた古くて
新しい謎のエキゾ・ムードを炸裂させたナイスな
新世代アーティストたちのショウケースです。

















イリルタ! エチオピアの新世代ダンス音楽
V.A.: Ililta! - New Ethiopian Dance Music
Terp / Painted Dog / ritmo calentito (RTMCD-1071)


Tracklist

01. Munit - Chalachew Ashenafi
02. Ye Salame - Asfaw Tsegè
03. Arada - Zuryash Abeye
04. Awdamet - Chalachew Ashenafi
05. Ye Gonder Lidj Netch - Chalachew Ashenafi
06. Wube Abeba - Tesfay Wube
07. Ababille - Etenesh Girma
08. Desse Lay - Mohammed "Jimmy" Mohammed, Berhanu Aweke + Wedere Tadesse
09. Amamesso - Habtu Demse
10. Memyew - Chalachew Ashenafi
11. Eyoha - Asfaw Tsegè, Etenesh Girma, Debesay Zegeye + Habtu Demse




◆ ムラトゥ・アスタケやユーカンダンツの来日、ゲタチュウ・メクリヤまさかの新録リリースで引き続き盛り上がりを見せるエチオピア音楽のシーンにまたまた注目の一枚が。


◆ ムラトゥやゲタチュウらエチオピークのオリジナル世代に影響を受けた現在進行形アーティストを集めたショウケース・コンピレーション。


◆ 独特のウネリを持ったハチロクのリズムや演歌めいたコブシはそのままに、シンセサイザーやドラムマシンなどのエレクトロニックな機材を取り入れ新旧サウンドを大胆ハイブリッド。


◆ ゲタチュウ・メクリヤの新録発売で注目を集めたオランダのレーベルTERP(レーベル・オーナーのインタビューが『エレキング』9月末発売ワールド・ミュージック特集に掲載)からの、またまた世界よろず音楽マニアの琴線をくすぐるナイス・リリース。


◆ エチオピーク・ファン、アフロビート・ファン、サブライム・フリークエンシーズやファインダーズ・キーパーズをレーベル買いしているエキゾ・フリークス、タイ・ファンクのファンまで幅広くオススメ。


◆ 選曲・ライナーノーツ(対訳付)はTHE EXのテリー・エックス。

 




『ele-king』のワールド音楽特集も是非ご覧ください。
上記コンピを監修しておりますテリー・エックス(THE EX)の
ゲタチュウ・メクリヤにまつわるインタビューも掲載されております。







ゲタチュウ・メクリヤも引き続き宜しくお願い致します。