2016-01-31

NUEL: Hyperboreal




米シアトルの前衛エレクトロニック・レーベルFurthur Recordsからの記念すべきカタログ番号100番が到着しました。


エメラルズのジョンとエディションズ・メゴのピタのレーベル「スペクトラム・スプールズ」からのドナート・ドジーとのコラボを地底ヒットさせて好事家たちをノックアウトしたイタリアの奇才マヌエル・フォガリアータa.k.a.ヌエルによる5年ぶりのアルバム。


マトモスのマーティンが開発に携わっていたことで知られる個性派モジュラー・シンセ「Ekdahl Polygamist」のみを用いて制作されたという、ドジーの口琴トロニカに続く「単一楽器シバリ」シリーズの第二弾。零れ落ちるクリアな音のしずくとインダストリアルなドローンを組み合わせてディープでメディテーティヴな異次元の音響を構築した野心作です。



NUEL: Hyperboreal
Furthur Records / Wordandsound / ritmo calentito


1. Steppin' Stone (3:30)
2. Polaris (6:05)
3. Hyperboreal (9:10)
4. -Om (7:30)
5. Be Well (8:01)
6. The Rest is Noise (4:07)


◆ 2014年にスペクトラム・スプールズ・レーベルからリリースしたドナート・ドジーとのコラボ『The Aquaplano Sessions』が即ソールドアウト&プレミア化して話題となったイタリア人アーティスト、ヌエルによる最新作。


◆ 2011年のFurthur Recordsからの『Trance Mutation』に続く2枚目のフル・アルバム『Hyperboreal』は、マトモスのマーティン・シュミットが開発に携わっていたことで知られる個性派モジュラー・シンセ「Ekdahl Polygamist」といくつかのペダルのみを用いて制作されたという、Furthurによるドジーの口琴トロニカに続く「単一楽器シバリ」シリーズの第二弾。


◆ 零れ落ちるクリアな音のしずくとインダストリアルなドローン、ミニマリスティクなアンビエントを組み合わせて、記憶の奥底に横たわる原風景を呼び覚ますようなディープでメディテーティヴな音響を構築。


◆ OPNやマーク・マグワイア以降のエクスペリメンタルなエレクトロニック音楽の現在地点、その最先端でまた新たな名盤が誕生した!





 

2016-01-26

【VIDEO】 Jacob Bellens: Back To You




独HFN Musicから元フィラーのキャスパー・ビヨーケのプロデュースでインターナショナル・デビュー盤『Polyester Skin』をリリースしたデンマークのSSWヤコブ・ベレンス。


アルバムからの新しいビデオが届きました。


レヴォネッツやエフタークラングのバンド・メンバーもゲスト参加、ダンサブルな曲と沁みるウタモノを織り交ぜたマイルドなエレクトロニック・ポップ作品となっております。是非ご注目いただけたらと!




2016-01-22

【余談】 COUNT OSSIE & THE MYSTIC REVELATION OF RASTAFARI: Tales Of Mozambique




英SOUL JAZZがカウント・オジー/ミスティック・リヴェレーション・オヴ・ラスタファリのナイヤビンギ名盤『Tales Of Mozambique』を再発します。


定番指数の高いクラシック作品ではありますが意外にもここ最近はあまりちゃんと流通していなかったようですね。レゲエの歴史を深くさかのぼっていくと必ずブチ当たるアーティスト、そしてアルバムです。


90年代にシャギーのカバーでリバイバル・ヒットした「Oh Carolina」のフォークス・ブラザーズによるオリジナル・バージョンのリズムを叩いていたのがカウント・オジー。




ミスティック・リヴェレーション・オヴ・ラスタファリは、オジーのリズム隊と、サックス奏者のセドリック・ブクルックスが率いたバンド=ザ・ミスティックスが合流して出来上がったグループです。セドリック・ブルックスと言えばライト・オヴ・サバ。こちらもHONEST JON'Sからのリイシューで2000年代の半ばにスポットライトを浴びました。




地味なイメージもありますが、ふたりともレゲエの中の人や熱心なファンの方からは熱烈に支持されています。オジー&ブルックス、知る人ぞ知るスーパー・ユニットですよね。


カウント・オジーは1976年に事故で他界、セドリック・ブルックスも2013年にこの世を去っているのですが、グループはその後もメンバーの変遷を経ながら活動を続け、現在も現役です。


オジーがいかにレゲエの誕生に寄与したか、英語ではありますが是非レッドブル・ミュージック・アカデミーのこちらのレクチャーもご参照を。


http://daily.redbullmusicacademy.com/2015/04/count-ossie-and-the-birth-of-reggae


講師はデイヴィッド・カッツ。残念ながら現在は休眠中ですが、2000年代に「AURALUX」というレゲエの再発レーベルで参謀役をつとめていた人です。カッツは『People Funny Boy』というリー・ペリーの伝記も残している著述家ということもありライナーノーツも毎度ボリューム満点、とても勉強になりました。また音へのコダワリもすごくて、リマスターのクオリティにも驚かされました。


上のフィーチャーも読み応えあります。


とはいえ英語は重い、どうにか日本語でサクっと、という方は今回の『Tales Of Mozambique』再発日本盤の解説対訳を、是非チェックいただけたらと。


オジーの息子で、現在もミスティック・リヴェレーション・オヴ・ラスタファリの一員として活動しているタイムことサム・ウィリアムスの貴重なインタビューも必見です。この一枚で全てがわかる、とはいきませんが、とっかかりには最適なアルバムかと思います。









2016-01-20

MMOTHS: Luneworks




IDM、ビート・ミュージック、インディ/ダンスからR&Bまでをクロスしたスケールの大きな美麗サウンドで世界を魅了したアイルランドのエレクトロニック・プロデューサーMMOTHSによる初アルバム『Luneworks』が仏Because Musicから登場。


2012年から13年にかけて発表したわずか二枚のEPでエイフェックス・ツインやTHE XXの前座を射止めるなど急浮上を果たした注目の新鋭による待望のフル・レングス。


白昼夢のようなシューゲイズ・モード、透明度の高い沁みるシンセ・サウンド、ソウルフルなエモーションと非凡なソングライティングに一層の磨きをかけ、先鋭的でありながらもこれまで以上にポップな感触を打ち出した飛躍の一枚です。

















MMOTHS: Luneworks
Because Music / Wordandsound / ritmo calentito


1 You
2 Deu
3 Phase In
4 Para Polaris
5 Verbena
6 Scent
7 Eva
8 Lucid
9 Body Studies
10 1709
11 Phase Out
12 Ohm
13 Naoko Pt. 1
14 Naoko Pt. 2


◆ 2012年に弱冠18歳でデビュー、たった二枚のEPで世界中を魅了し、早くからTHE XXとツアーを共にしたりエイフェックス・ツインや再結成アット・ザ・ドライヴ・イン(なんだこの組み合わせ!!)の前座をつとめたりと何かと話題を呼んでいたアイルランドのソングライター/プロデューサーMMOTHS。


◆ その待望のデビュー・アルバム『Luneworks』は、全曲自作自演&セルフ・プロデュースで2014年8月から9月にかけてロサンゼルスで録音、ダブリンで秋冬をかけて入念にミックスを施し完成へと漕ぎ着けました。


◆ 白昼夢のようなシューゲイズ・モード、透明度の高い沁みるシンセ・サウンド、ソウルフルなエモーションと非凡なソングライティングに一層の磨きをかけ、先鋭的でありながらもこれまで以上にポップな感触を打ち出すことに成功した、MMOTHSの名前をネクスト・レヴェルへと引き上げること確実の逸品です。


◆ 先行シングル曲「Deu」の内省的でありながらもノイジーなサイケデリアは往年のボーズ・オヴ・カナダを思わせる貫禄もアリ!Ninja TuneからのリリースでUKシーンにも極太のクサビを打ち込んだカリフォルニアの奇才リー・バノンによるリミックスもイチ早くフロアを席巻中です。マリリン・マンソンやゲサフェルスタインを手掛けたアート・ディレクター、ハサン・ラヒームによるPVも◎!


◆ ディープな4つ打ちにのせて自身のボーカルも披露したM⑦「Eva」~メランコリックなピアノ・インストのM⑧「Lucid」~躍動感のあるハンドクラップを伴うアップ・ナンバーのM⑩「1709」など、中盤から後半にかけてのカラフルな展開もスバラシイ!


◆ チルウェイヴの注目新人からエレクトロニック・シーンの次世代を担う重要プロデューサーへと大きな進化をとげたMMOTHS。その才能を余すところなく刻み込んだ渾身の一枚、是非ご注目を!


◆ MMOTHS自らが本作のために立ち上げた自主レーベル「OYAE」と、メトロノミーやジャズティスでおなじみのフランスの名門Because Musicとのジョイント・リリース。


***


★ 一夜限りのスペシャル・ショウケースが代官山UNITで!『Higher Frequency』で来日情報取り上げていただきました!

→ http://higher-frequency.com/news/mmoths-japan-live-unit-2016

★ 来日目前!ダンス・ミュージック情報サイト『クラベリア』でインタビュー掲載いただきました!

→ http://www.clubberia.com/ja/interviews/763-MMOTHS/

★ 来日時『スピンコースター』でもインタビューいただきました。その模様がアップされました!

→ http://spincoaster.com/interview-mmoths








2016-01-14

LightDreams: Islands In Space




「シンセ/ニューエイジ化したボブ・トリンブルまたはドノヴァン!?」


ヒッピー&スペースエイジに同時コネクトを試みたユニークなバランスのアシッド&フォーキィ・サイケデリアがピンスポットで話題沸騰、2000年代後半からコレクター筋で絶大な人気を誇っていた、ジョン・ピールもお気に入りだという屈指のレア盤がリマスター世界初CD化!




















LightDreams: Islands In Space
Got Kinda Lost / Guerssen / ritmo calentito


The High Frontier
Islands In Space
Voiceless Voice
I Ride The Wind
Atmospheric Dreams
Solar Winds
Farewell Goodbyes


米西海岸のカルト音響レーベル「Constellation Tatsu」周辺で現在も活動を続けているカナダのコンポーザー、ポール・マルカーノ率いるエクスペリメンタル・フォーク・ユニット「LightDreams」が1981年に残した『Islands In Space』。


他に類を見ない独自バランスのエレクトロ/アコースティックなフォーキィ・サイケデリアが炸裂、サイケやアシッド・フォークのコレクター界隈ではかねてからウォント・リストの常連だった人気のレコードはここ数年、オブスキュアなムードを求める新世代ディガー筋やKRANKY以降の音響フォークを深堀りし過ぎた一部エレクトロニカ・マニアのあいだでも火が点き話題が拡大。


浮遊感のあるシンセ・サウンドが古き良きプログレ/アシッドなフォーク・ミュージックと意外にもナイスな相性を見せた好盤です。


Jack D. Fleischerによる詳細な解説も必読(日本語対訳付)。























2016-01-12

【VIDEO】 Larytta - Something Good




2015年に新作『Jura』をリリースしましたスイスのバンド「LARYTTA」から、アルバム収録楽曲の新しいビデオが届きました。











2016-01-07

SPELLEMANN PRISEN




ノルウェー版グラミー「Spellemann」の「エレクトロニカ/ダンス」部門でトッド・ラングレンとニコライセン&リンドストロームのコラボ『Runddans』とアンドレ・ブラッテン『Gode』の2タイトルがノミネートされております。発表は1月末。受賞なりますでしょうか。引き続きご注目いただけたらと!


http://www.spellemann.no/p/nyheter/artikkel/?art=arets-nominert-2015








2016-01-06

DONATO DOZZY来日






昨年久々にフル・アルバム『The Loud Silence』をリリースしましたイタリアのDonato DozzyがPeter Van Hoesenと代官山unitでジョイント。


「Mindgames Presents One」いよいよ今週末です。お見逃しなく!


http://www.unit-tokyo.com/schedule/2016/01/09/160109_mindgames_presents_one.php









口琴を大フィーチャーした新作『The Loud Silence』もこの機会に是非チェックいただけたらと!