2016-11-21

【余談】 ベティ・ライトのエピック盤再発







精力的な再発を続けるFunky Town Groovesが、バンバータやメアリー・J・ブライジもサンプリングした「Clean Up Woman」のヒットでおなじみのマイアミの歌姫ベティ・ライトのエピック盤2タイトルをボーナス・トラック入りエクスパンデッド・エディションとしてリイシュー。


http://www.funkytowngrooves.com/search.php?action=dosearch&srch_terms=betty+wright&srch_type=all&submit.x=0&submit.y=0&submit=submit


マイアミの名門TK/アルストンを離れ心機一転エピックへ。その81年第一弾リリース『Betty Wright』は、スティーヴィー・ワンダーがプロデュースしたシングル曲「What Are You Going to Do With It」が目玉。そのほかの楽曲はルーファスのドラマーもつとめたアンドレ・フィッシャーがプロデュースを手掛け、フィリス・ハイマン、シェリル・リン、ティナ・マリー、ボビー・コールドウェル、キム・ハッチクロフト、(ジャクソン5の)ティト・ジャクソン、アーニー・ワッツ、ヴィクター・フェルドマン、(イエロージャケッツの)ジミー・ハスリップなど、ゲスト/サポート陣もめちゃめちゃ豪華です。


83年の『Wright Back At You』はジャクソン・ファミリーのマーロン・ジャクソンがプロデュース。アップテンポでロッキンなダンス・ナンバー、クワイエットストームなバラード、ファンキーなミドルからレゲエまで、バラエティ豊かなアレンジとハイクオリティなプロダクションをまとった良曲のオンパレードで、『Betty Wright』に負けず劣らず聞き応え十分。


2000年代に入ってからもジョス・ストーンをはじめ若手のプロデュースなどで引き続きいい具合に存在感を維持し続けているベティ・ライト。直近だとザ・ルーツとのコラボでも素晴らしい歌を聞かせてくれました。