2017-08-28

【リリース情報】 Paupière: A Jamais prive de Réponses




ヒューマン・リーグ直系のエレポップをフランス語で歌い急浮上したカナダの新人「Paupière(ポピエル)」がアルバム・デビュー。


ヤング・ギャラクシーやジェフ・バーバラほか、多くの次世代タレントを送り出しているモントリオールのシーンに、またも要注目のニューカマーが出現です。















Paupière: A Jamais prive de Réponses
Lisbon Lux Records / Kuroneko


◆ ポピエルは、カナダのモントリオールを拠点とするJulia DaigleとEliane Préfontaine、Pierre-Luc Beginという3人のミュージシャンからなるバンドで、2016年にEP『Jeunes instants』でデビュー。


◆ ヒューマン・リーグやデペッシュ・モードを思わせるニュー・ロマンティックなエレクトロ・ポップ・サウンドにフランス語詞をのせたユニークなスタイルが話題となり、ヤング・ギャラクシー、トップス、ダーティー・ビーチズ、ジェフ・バーバラやフェミニエリら有力アクトがひしめくケベック/モントリオールのシーンで急浮上を果たした新人です。


◆ 待望のデビュー・アルバム『A Jamais prive de Réponses』は、先行シングルの「Rex」や「Sans Elle」を筆頭に、キラメキいっぱいのシンセ・サウンドとフロア映えするダンス・ビート、キャッチーでハッピーなメロディをまとったエレクトロ・ポップの王道を行くキラー曲を満載。


◆ 現行インディ/シンセ・ミュージック、フレンチ・ポップ、エレクトロからバレアリック好きまで、多くのファンにチェックいただきたい、将来の楽しみな逸材です。


◆ ル・クルールやフレンチ・フォックスらを擁する地元の新進レーベル、Lisbon Lux Recordsからのリリース。


https://www.facebook.com/paupieremusic/






2017-08-22

MANO NEGRA: Best Of Mano Negra




唯一無二のレベル・ミュージシャン、マヌ・チャオがキャリア初期に率いていたバンド、マノ・ネグラの究極ベストが仏名門ビコーズ・ミュージックから再発。


ロック、スカ/レゲエ、ヒップホップ、パンク、ラテンやジプシー音楽などの破天荒なミクスチャー・スタイルを武器に世界を席巻した人気バンド、その奥深い魅力をぎゅっと一枚に濃縮した決定盤です。


これぞレベル・ミュージックとミクスチャー・バンドの原点だ!


今年は彼らのレコード・デビューからちょうど30年。


是非その偉業を、改めて振り返っていただけたらと!















マノ・ネグラ/ベスト・オヴ・マノ・ネグラ

MANO NEGRA: Best Of Mano Negra
Because Music


1. Mano Negra
2. King Kong Five
3. Soledad
4. Mala Vida
5. Sidi H’Bibi
6. Rock Island Line
7. Noche De Accion
8. Guayaquil City
9. Peligro
10. Sueno De Solentiname
11. Indios De Barcelona
12. Mad Man’s Dead
13. Senor Matanza
14. Out Of Time Man
15. Pas Assez De Toi
16. King Of Bongo
17. Ronde De Nuit
18. Patchanka
19. Salga La Luna
20. Santa Maradona
21. El Sur
22. Long Long Nite
23. On Telefon
24. Darling Darling


◆ 1987年にデビュー、95年の解散まで、時代を代表するミクスチャー・バンドとして、フランス国内だけでなく世界各地で局所的に熱狂的な支持を集めたマノ・ネグラ。


◆ マノ・ネグラは、現在も第一線で活躍するレベル・ミュージシャン、マヌ・チャオがソロ・デビュー前に率いていたバンド。


◆ 『Patchanka』(88年)、『Puta's Fever』(89年)、『King Of Bongo』(91年)、『Casa Babylon』(94年)という4枚のスタジオ・アルバムからのヒット曲を中心に、シングルやライヴ音源もまじえながら、バンドのキャリアを総括したベスト盤。


◆ 骨太なレベル・ミュージックと唯一無二のミクスチャー・スタイルを磨き上げ、スカコア以降のバンド・シーンにも大きな影響を及ぼした伝説のグループ、その魅力を一枚で堪能できるお得な企画盤で、入門編にも最適です。


◆ オリジナルは1998年、ヴァージン・フランスからのリリース。現在のマヌ・チャオ作品の発売元であるビコーズ・ミュージックからの2017年再発盤(アートワークやトラックリストは98年盤と同一です)。


■ キザイア・ジョーンズレジノサンネグレス・ヴェルトのベスト盤も同時再発!




 

2017-08-21

KEZIAH JONES: Rhythm Is Love Best Of




ブルースやファンク、アフロビート、ロックをミックスした「ブルーファンク」なる斬新なスタイルで90年代初頭に鮮烈デビュー、今も第一線で活動を続けるナイジェリア人アーティスト、キザイア・ジョーンズの、デビューから00年代半ばまでの活動初期を総括したファン必携のベスト盤が仏ビコーズ・ミュージックからリリースに。


キザイア・ジョーンズ/リズム・イズ・ラヴ ― ザ・ベスト・オヴ・キザイア・ジョーンズ

KEZIAH JONES:  Rhythm Is Love Best Of
Because Music (RTMCD-1277)

1. Rhythm Is Love
2. Million Miles From Home
3. Beautiful Emilie
4. I’m Known
5. Neptune
6. Kpafuca
7. Don’t Forget
8. Femiliarise
9. The Wisdom Behind The Smile (Cash)
10. Functional
11. All Praises
12. Where’s Life?
13. Speech
14. The Invisible Ladder
15. Hello Heavenly
16. Wet Questions
17. April Again
18. Our Lady Soul (Acoustic)
19. Solitary (Acoustic)





◆ 1992年にアルバム『Blufunk Is a Fact』で颯爽とデビュー、ブルースやファンク、アフロビート、ロックをミックスした「ブルーファンク」なる独自のスタイルを打ち出し世界的に人気を博したナイジェリア人シンガー/ソングライター、キザイア・ジョーンズの活動初期を総括した決定的なベスト盤。


◆ 本作のタイトルにも冠せられた初のワールドワイド・ヒット「Rhythm Is Love」、ドゥービー・ブラザーズ「Long Train Running」にも通じる乾いたギターのカッティングとソリッドなパーカッションが最高にカッコいい「Million Miles From Home」、人気DJオシュンラデのお気に入りとしても知られたアフロな「Kpafuca」ほか、『Blufunk Is a Fact』から『Black Orpheus』(2003年)まで、仏ヴァージンに残した4枚のアルバムの中から今なお色褪せぬエバーグリーンな名曲ばかりを厳選。


◆ M⑰⑱⑲はオリジナル・アルバム未収曲。


◆ ファンクやアフリカ音楽とロックのベスト・バランスを体現、90年代にはレニー・クラヴィッツらと並び人気を博した唯一無二のタレントの偉業を1枚にぎゅっと凝縮!


◆ もともとは2004年にヴァージン・フランスからリリースされていたもの。彼のキャリアにおける初めてのベスト盤です。2013年に新作『Captain Rugged』をリリースしたパリの名門ビコーズ・ミュージックによる再発盤(曲目曲順、ジャケットは04年盤と同一です)。


■ マノ・ネグラレジノサンネグレス・ヴェルトのベスト盤も同時再発!





 

2017-08-18

The Gamelan Of The Walking Warriors - Gamelan Beleganjur and the Music of the Ngaben Funerary Ritual in Bali




サブライム・フリークエンシーズの企画監修も手掛けるアジアのゴング・ミュージックのスペシャリスト、ヴィンチェンツォ・デッラ・ラッタがインドネシアのバリ島でフィールド録音した世にも貴重な現地の祭事音楽の実況録音盤が、フランスの新興世界音楽レーベル「アクフォン」から登場。


清涼感がありつつもどこか浮世離れした、不思議な音色を持った鐘や打楽器のミニマルな連打がクセになる!


エキゾ・マニアのみならずダンス・ミュージック・ファンやアンビエント好きにも是非トライしてもらいたい至極のアコースティック・トランス音楽を満載した好盤です。
















ガムラン・オヴ・ザ・ウォーキング・ウォーリアーズ

V.A.: The Gamelan Of The Walking Warriors
 - Gamelan Beleganjur and the Music of the Ngaben Funerary Ritual in Bali
Akuphone / ritmo calentito

1. Pemungkah
2. Semut Megarang
3. Gilak Melasti
4. Dedari Ngindang
5. Procession to the house of the deceased
6. At the house of the deceased
7. Procession to the cremation ground
8. Lamentation
9. At the seaside


◆ 日本、台湾、カンボジア、スリランカなどの希少音源発掘で急浮上したフランスの新しい世界音楽レーベル「アクフォン」からの最新リリースは、インドネシアのバリ島の祭りや儀式で演奏されるガムラン音楽をフィールド・レコーディングした実況録音盤『The Gamelan Of The Walking Warriors』です。


◆ 採集を担当したのは、アジアのゴング・ミュージックを専門とするイタリアの民俗音楽学者、ヴィンチェンツォ・デッラ・ラッタ。ローマの名門サピエンツァ大学の教授で、サブライム・フリークエンシーズが昨年発売した『Kwangkay: Funerary Music Of The Dayak Benuaq Of Borneo』の企画監修者としても知られています。


◆ M①からM④は、バリ北部のブレレン県スカサダで、M⑤からM⑨は南東部のギャニャール県ウブドで、それぞれ録音された、ブレガンジュールと呼ばれる祭事の音楽です。


◆ 清涼感がありつつもどこか浮世離れした、不思議な音色を持った鐘や打楽器のミニマルな連打が聞き込むほどにクセになる!エキゾ・マニアのみならずダンス・ミュージック・ファンやアンビエント好きにも是非トライしてもらいたい至極のアコースティック・トランス音楽を満載した好盤です。


◆ ブックレット日本語ご覧いただけます ☞ https://akuphone.com/uploads/files/AKU1007%20-%20Booklet%20(JAP%20日本の).pdf




『TV BROS』誌で紹介いただきました。

https://www.facebook.com/calentitomusic/photos/a.153600304709303.34604.111718112230856/1468832193186101

『ラティーナ』誌で紹介いただきました。

https://www.facebook.com/calentitomusic/posts/1487658351303485







2017-08-17

カルメン・ヴィラン新曲「Borders」がピッチフォークに




ジェニー・ヴァルをフィーチャーしたカルメン・ヴィランの新曲「Borders」がピッチフォークに。


http://pitchfork.com/reviews/tracks/carmen-villain-borders-ft-jenny-hval/


試聴できます。ぜひ聞いてみてください。


アルバム『Infinite Avenue』の日本盤(ジジ・マシンのリミックスをボーナス・トラックとして追加収録)は9月16日(土)のリリースを予定しております。








2017-08-16

【余談】 CYMBALS: Light In Your Mind




2013年にリリースしたセカンド『The Age Of Fracture』でLCDサウンドシステムにも通じる煌びやかなダンス・モードを披露、一気に花開いたロンドンのバンド、シンバルズによる待望の第3作が完成。


前作路線をさらに突き詰めて行くのかと思いきや、今回は音数少なめ隙間の多いシンプル・スタイルを打ち出し新機軸を開拓。


ギター・バンド的なサウンドとクラブ・ミュージックのセンスを何とも言えない絶妙なポイントで均衡させております。


フレッシュです。


こちらは弊社のリリースではございませんが、日本盤のライナーノーツをお手伝いさせていただきました。インディ・バンドですがダンス要素も多分にあって、メトロノミーとかエックスエックスのファンにもオススメできそうなカンジかと。是非チェックいただけましたらと。









2017-08-15

TRIGAL: Baila Mi Rumba




ジプシー・ルンバ&フラメンコとグルーヴィーなファンク・サウンドが奇跡のクラッシュ!


マヌ・チャオ以降のシーンのルーツとも言われるスペインの巨頭「トリガル」を世界音楽名門ファラウェイ・サウンズがディグ。


血のたぎるアツいホーンやのけぞるギターにコシの強いファンクのリズム、高揚感をあおるフラメンコなパーカション、何とも言えない独特の匂いを放つスペイン語詞を掛け合わせた唯一無二のサウンドがスパークした、レアグルーヴ・マニアも世界音楽ファンもマストな絶品企画です。
















トリガル/バイラ・ミ・ルンバ

TRIGAL: Baila Mi Rumba
Pharaway Sounds

Tracklisting:

1: Gol
2: Baila La Rumba
3: El Gitano Andrés
4: Toma Que Dle
5: Recuerdos
6: Temporal
7: Tamara
8: Déjame
9: Sacromonte
10: Marinero
11: Por Culpita De Mi Mal Pensá
12: Vente Conmigo
13: Si Te Quiero


◆ 「フラメンコ・ファンク」や「アシッド・ルンバ」などとも言われ、マヌ・チャオ以降のミクスチャー・シーンにも大きな影響を与えたとされる70年代バルセロナのファンク・シーン。その最高峰バンド、トリガルの偉業を一枚にまとめ上げたナイス企画!


◆ トリガルは、USマナーのファンク・サウンドにジプシー・ルンバやフラメンコの要素をミックスした革新的なスタイルで70年代後半にブレイクしたスペインの人気バンド。


◆ 彼らの、ディガー筋でもいまだ人気の高いレアな76年作『Trigal』と77年の『Baila La Rumba』という2枚のアルバムから、現行ファンクやレアグルーヴ的視点でベストを厳選しコンピ化。


◆ 血のたぎるアツいホーンやのけぞるギターにコシの強いファンクのリズム、高揚感をあおるフラメンコなパーカション、何とも言えない独特の匂いを放つスペイン語詞を掛け合わせた唯一無二のサウンドがスパークしまくり!


◆ バルセロナの人気ラジオ・プログラム『アチリファンク(Achilifunk)』でおなじみ、ルンバ・カタラーナの第一人者として知られるチャルリ・ブラウンが監修、世界音楽名門ファラウェイ・サウンズからのリリース。


◆ チャルリの英文解説の日本語対訳付。







2017-08-10

【VIDEO】 Jacob Bellens: Whenever




2015年にアルバム『Polyester Skin』で世界デビューしたデンマークのアーティスト、ヤコブ・ベレンスから新曲が届きました。


人気ダンス・バンド「WHOMADEWHO(フーメイドフー)」のフィーチャリング・シンガーとしても活躍していたシンガー/ソングライターです。


相変わらず爽やか!


アルバムも、あるのでしょうか。





2017-08-08

【リリース情報】 Outro Tempo: Electronic and Contemporary Music From Brazil, 1978-1992




ジジ・マシン発掘で躍進した秘境音源ディグの注目新興勢力「ミュージック・フロム・メモリー」による待望の最新CDリリースは、サウダーヂ、フォークロア、スピリチュアル、プリミティヴでエレクトロ・アコースティックなヴィンテージのブラジル音源を集めた驚きの企画盤。


ブラジル音楽、電子音楽やロック、ニューエイジ、バレアリックの垣根を越えた、全く新しいリスニング体験をお約束する、まさにこのレーベルの面目躍如とも言うべき珠玉のコンピレーションです。


V.A./アウトロ・テンポ:エレクトロニック&コンテンポラリー・ミュージック・フロム・ブラジル 1978 - 1992

V.A.: Outro Tempo: Electronic and 
Contemporary Music From Brazil, 1978-1992
Music From Memory (RTMCD-1274)

1. Piry Reis - O Sol Na Janela
2. Nando Carneiro - G.r.e.s. Luxo Artesanal / O Campones
3. Cinema - Sem Teto
4. Joao De Bruco E R. H. Jackson - Terra Batida ***
5. Os Mulheres Negras - So Quero Um Xodo
6. Fernando Falcao - Amanhecer Tabajara (a Alceu Valenca)
7. Anno Luz - Por Que
8. Andrea Daltro - Kiua
9. Os Mulheres Negras - Maoscolorida
10. Bene Fonteles - O M M

11. Maria Rita - Lamento Africano / Rictus ***
12. Carlinhos Santos - Giramundo
13. Bene Fonteles - Azul ***
14. Priscilla Ermel - Gestos De Equilibrio
15. Carioca - Branca
16. Marco Bosco - Sol Da Manha
17. Maria Rita - Cantico Brasileiro No. 3 (Kamaiura)
18. Marco Bosco - Madeira Ii (Mae Terra)
19. Priscilla Ermel - Corpo Do Vento
20. Luhli E Lucina - E Foi

*** アナログ未収録

2017-08-07

CARMEN VILLAIN: Infinite Avenue




ノルウェーを拠点とするシンガー/ソングライター、カルメン・ヴィランによる4年ぶりの新作が完成。


ジェニー・ヴァル、マット・カーミルやヘルゲ・ステン(a.k.a.デスプロッド)、マンゴリアン・ジェットセットといった、個性際立つミュージシャン&プロデューサーたちのサポートのもと、ドリーム・ポップ、フォーク、ドローン、アメリカーナ、エレクトロニカやサイケデリックなスロウ・グルーヴをミックスして、ダンスフロアとベッドルームの狭間に、またも類比なき音の桃源郷を描き上げることに成功した飛躍のセカンド。

















カルメン・ヴィラン/インフィニット・アヴェニュー

CARMEN VILLAIN: Infinite Avenue
Smalltown Supersound (CLTCD-2068)

01 Infinite Avenue
02 Red Desert
03 Simple Things
04 Quietly
05 Borders (Feat. Jenny Hval)
06 She’s Gone To California
07 Connected
08 The Moon Will Always Be There
09 Water
10 Planetarium
11 Planetarium Gigi Masin Remix


◆ 元スーパー・モデル、サン・シティ・ガールズにハマって音の細道に迷い込み現在はシンガー/ソングライターという変わりダネ、カルメン・ヴィランのセカンド・アルバム『Infinite Avenue』が完成。


◆ 2013年のデビュー盤では、セレナ・マニーシュのエミル・ニコライセン、プリンス・トーマスや元シェラックのボブ・ウェストンが参加したことでも大きな注目を集めました。


◆ 4年ぶりとなるこの待望のセカンド・アルバムは、この春に初来日し大きな話題を呼んだ異才ジェニー・ヴァル、ネナ・チェリーのリミックスやポップノーネーム主宰「PNN」からのアルバム・リリースで知られるマット・カーミル、北欧エレクトロニカの重鎮ヘルゲ・ステン(元モーターサイコ/スーパーサイレント/デスプロッド)、マンゴリアン・ジェットセットのクヌートらが制作をサポート、ドリーム・ポップ、フォーク、ドローン、アメリカーナ、エレクトロニカやサイケデリックなスロウ・グルーヴをミックスしながら、ダンスフロアとベッドルームの狭間に、またも類比なき音の桃源郷を描き上げることに成功した力作。


◆ ジジ・マシンのリミックスを搭載したシングルも話題沸騰中のアンビエントな「Planetarium」(M⑩)、ミケランジェロ・アントニオーニ監督映画『赤い砂漠』にインスパイアされ作られたという気怠い「Red Desert」(M②)、ジェニー・ヴァルがヴォーカルで参加したスロウ・ディスコの「Borders」(M⑤)、メランコリックなピアノやストリングスを交えた「She's Gone To Carlifonia」(M⑥)などなど、聞き込むほどに深みにハマる妖艶な美曲のオンパレードです。


◆ 前作に引き続き、ネナ・チェリー、リンドストロームとトッド・ラングレンのコラボ、ドゥンエンからプリンス・トーマス、ケリー・リー・オーウェンスまで、一筋縄ではいかないユニークなリリースで突出した輝きを放ち続けるノルウェーのレーベル、スモールタウン・スーパーサウンドからのリリースとなります。


◆ ジャケットには何とご本人から直々の許諾を得て女優ジーナ・ローランズのポートレートを使用。


◆ 日本盤のみジジ・マシンによる「Planetarium」のリミックスを収録。


【プロモーション来日します!】

2017年10月4日(水)小岩BUSH BASH "OurTurn#2"
https://www.facebook.com/events/142086209733298
今回の滞在中、唯一のライヴです。
メルツバウさん、テンテンコさん、李ペリーさんetcとご一緒させていただきます。

10月7日(土)代々木八幡NEWPORT "NEWSOUND feat. Carmen Villain"
http://nwpt.jp/event/9586
DJイベントです。カルメンもコンピューマさんと共にDJをします。
コンピューマさんは、彼女のアルバムの発売元レーベル「Smalltown Supersound」がかつて日本で知名度をあげるきっかけを作ってくださった最初のひとり。

両日ともレーベル・オーナーのヨアキム・ハウグランドもDJで参加します。

なお、ヨアキムは単独で10月6日(金)に幡ヶ谷ForrestlimitでもDJします。
http://forestlimit.com/fl/?p=15026

ぜひ!



『SPUR.JP』でインタビュー公開!来日時に取材いただきました。

☞ https://spur.hpplus.jp/culture/music/201710/18/N0ZUEhE/
☞ https://spur.hpplus.jp/culture/music/201710/25/ERMTmGU/


『CLUEL』の「ベスト・ディスク」に!

☞ https://www.facebook.com/calentitomusic/posts/1467095553359765


『Mikiki』で取り上げていただきました!

☞ http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/15638


『ele-king』でアルバムと来日のことを取り上げていただきました!

☞ http://www.ele-king.net/news/005911/


タワレコ『bounce』誌でレビューいただきました!

☞ https://www.facebook.com/calentitomusic/posts/1454244844644836


『CDジャーナル』誌でアルバムを紹介いただきました!

☞ https://www.facebook.com/calentitomusic/posts/1451135724955748


『ミュージック・マガジン』誌でもご紹介いただいております!

☞ https://www.facebook.com/calentitomusic/photos/a.153600304709303.34604.111718112230856/1451132298289424/


『TVブロス』誌でひと足お先にご紹介いただいております!

☞ https://www.facebook.com/calentitomusic/posts/1418466338222687


タワー・レコード・オンライン「注目アイテム」です!

☞ http://tower.jp/article/feature_item/2017/08/18/0111









2017-08-04

【余談】 La Musica En Tiempos De Martin Chambi マルティン・チャンビの時代のペルー、アンデス音楽 1917年~1937年




1910年代から30年代にかけてペルーに残された貴重なSP音源を復刻した『マルティン・チャンビの時代のペルー、アンデス音楽 1917年~1937年』。


http://www.ahora-tyo.com/detail/item.php?iid=16498


タイトルに冠されたマルティン・チャンビ(1891年 - 1973年)はペルーの先住民族の写真家。


美しく芸術的でありながら、同時に、人々の息づかいが聞こえてくるような、迫真のドキュメンタリー性を兼ね備えた作品で知られ、ニューヨークのMOMAをはじめ、各国の主だった美術館でも展示が行われています。


彼の作品の被写体となった音楽家たちが奏でていたであろう当時の音をコンセプトにした企画盤で、フランスのアンデス研究所「IFEA」とペルー・カトリック大学の民族音楽研究所「IDE-PUCP」による「ペルー民衆音楽アーカイブ(Archivos históricos de la música Popular Peruana)」シリーズのひとつとしてリリースされたもの。


年季の入った音源ばかりなのですが、これがなぜか、全く古さを感じないような瞬間がところどころに出てきたりして、何とも不思議です。

















曲目表:
1. Amanecer Andino (Danza incaica) アンデスの夜明け Daniel Alomía Robeles, Orquesta Victor de Concierto 1928/08/15
2. En las riberas del Vilcanota (Yaraví) ビルカノタの川岸で Trío de quenas y arpa 1930/06/27
3. Quenas (Vals característico) ケーナ Luis Duker Lavalle, Orquesta internacional 1937/11/18
4. Cacharpari (Keshswa) カチャルパリ(別れの宴) Ojo de Lucero - Estudiantina Duncker 1928/04/24
5. Recuerdo Moheño (Huayno) モオっ子の思い出 Estudiantina Duncker 1928/04/24
6. Al fin todo se acabará (solo de arpa) ついにすべてが終わるだろう Estanislao Medina 1930/06/28
7. La Cuzqueñita (Yaraví) クスコ娘 Cuarteto de Cámara Incaica 1930/07/03
8. Ñusta (Fox-trot) ニュスタ(インカ王女) Orquesta Columbia
9. Janinau (Aymara) ハニナウ(もう好きじゃない) Ya no te quiero, Ana y Lucy Salinas 1928/04/25
10. Manco Capac (Fox-trot) マンコ・カパック(インカ王国の初代の王) Benigno Ballón Farfán, Orquesta Internacional 1923/12/18
11. Cuando el indio llora (Jazz Camel) インディオが泣く時Carlos A. Saco
12. Separación (Huayno Quisurino) セパラシオン Juan Bautista Cárdenas 1917/09/05
13. Cusicuy (One Step) クシクイ(よろこび) Benigno Ballón Farfán, Orquesta Internacional 1923/07/05
14. Ollantay (Kashua Incaica) オリャンタイ Funerales de Atahualpa (Triste andino) アタワルパの葬儀 Banda del Batallón de Gendarmes no. 1 1917/08/31





2017-08-03

BRAINWALTZERA: Poly-ana




ジャングル、ジューク、アンビエント、クラウトロック、電子やシンセ音楽をゴッタ煮したテクノの初期衝動のごときカオティックなスタイルに、エイフェックス・ツイン、ロラン・ガルニエからホース・ミート・ディスコまで中毒者が続出。


某有名アーティストによる覆面プロジェクトとのウワサも絶えない謎ユニット「BRAINWALTZERA」による記念すべき初アルバムが、Grandbrothersを発掘したドイツの注目新興レーベル「FILM」からリリースになります。


ご注目ください。

















BRAINWALTZERA: Poly-ana
FILM / Wordandsound / ritmo calentito (RTMCD-1276)


1: kurrytee [MIDI_2_CV]
2: smit
3: day aft8r [the_greyz]
4: poly_ana summers [schoolyard surph beat]
5: carniblurr.lane 6,
6: mixolydian transition 18
7: Kurzweil Dame
8: bouheD trot
9: [take1]
10: triangulate Dither [night more sleepy version]
11: frikandel [the end bit]
12: yamaha Hills [edit ∞]
13: Δlate Ηither [ma8ema8mati7s afsxissor nap version]


◆ 2016年のデビュー直後から「エイフェックスの覆面プロジェクト」や「90年代リフレックスの未発表」などといった憶測が続出し熱心なAFX愛好家たちのあいだで話題となっていた、今もって素顔のわからぬ謎のIDMプロジェクト「BRAINWALTZERA」がついにアルバムをドロップ!


◆ 本作に先駆けこの春カットされたEPは、エイフェックスだけでなく、スクエアプッシャー、ルーク・ヴァイバートやボーズ・オヴ・カナダを引き合いに出しフックアップされるなど、引き続き全く正体不明ながら、完全に音主導でバズが継続中。


◆ 待望の(?)フル・アルバムは、ジャングル、ジューク、アンビエント、クラウトロック、電子やシンセ音楽をゴッタ煮、これまでのシングルをはるかに上回るカオス具合で最高過ぎる!テクノの初期衝動が詰まった快心の一枚です!


◆ ロラン・ガルニエ、ホース・ミート・ディスコのセヴェリーノ、エクレア・フィフィ(Lucky Me)やオリヴァー・ハーフェンバウアー(Live At Robert Johnson)らが熱烈プッシュ中!


◆ ポスト・クラシカルでクラブジャズなグランドピアノ使いの注目デュオ・ユニット「Grandbrothers」を発掘したドイツの新興レーベル「FILM」からのリリース。


『Real Sound』でご紹介いただきました。

☞ http://realsound.jp/2017/10/post-114372_2.html

『Mikiki』でご紹介いただきました。

☞ http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/16206

『ミュージック・マガジン』でご紹介いただきました。

☞ https://www.facebook.com/calentitomusic/posts/1486615141407806

ビームス・レコードさんでもお取扱いいただいてます。

☞ http://www.beams.co.jp/item/beamsrecords/music/29050136505/

新宿のタワレコさん、いい感じで試聴機に入れていただいております。

☞ https://www.facebook.com/calentitomusic/posts/1473546746047979



2017-08-02

JAY-JAY JOHANSON: Bury The Hatchet




スウェーデンのシンガー/ソングライター、ジェイ・ジェイ・ヨハンソンによる待望の最新作『Bury The Hatchet』出来。


ザ・ナイフやクラップトーン、ファンクストラングらクラブ系アクトへの客演でも知られるベテランが、ベニー・シングスを思わせる魅惑のシルキー・ヴォイスとジャジーでメランコリックなピアノ・サウンドをかけあわせた上質なポップ作に真正面からトライ。
















ジェイ・ジェイ・ヨハンソン/ベリー・ザ・ハチェット

JAY-JAY JOHANSON: Bury The Hatchet
29 Music / Wordandsound (RTMCD-1267)


1. Paranoid
2. You’ll miss me when I’m gone
3. November
4. She’s almost you
5. The girl with the sun in her eyes
6. Bury the hatchet
7. Snakes in the grass
8. Advice to my younger self
9. An empty room
10. From major to minor
11. Wreck
12. Rainbow
13. Nightmares are dreams too


◆ 映画『カオスの中で(La Confusion des Genres)』のフィルム・スコアなどにより、母国スウェーデンのみならずフランスでも絶大な人気を誇るジェイ・ジェイ・ヨハンソンによる、'15年作『Opium』に続く待望の最新作(通算第11作)。


◆ ジェイ・ジェイは、1996年に『Whiskey』でアルバム・デビュー、98年のセカンド『Tatto』がフランスのナショナル・チャートで最高16位をマークするヒットとなりフランスでもファン・ベースを確立、以降、北欧やフランスを中心にヨーロッパ各国で人気を博してきたSSWです。


◆ トリップホップ、エレクトロ、シンセ・ポップやジャズなど、これまでもアルバムごとに様々なスタイルにトライしてきたジェイ・ジェイが、メランコリックなムードとジャジーなピアノ・サウンド、ベニー・シングスを思わせる魅惑のシルキー・ヴォイスをかけあわせた、懐かしくも新しい、時代を越えた上質なポップ作に真正面からトライ。


◆ 先行シングルのM①「Paranoid」、ジャジーなスロウのM②「You’ll miss me」、秋味出まくりの枯れうたシンセポップM③「November」、切な過ぎるピアノ・バラードのM⑧「Advice to my younger self」、ロンリネス炸裂のシネマティック・インストM⑨「An empty room」、トリッピーなM⑫「Rainbow」やM⑬「Nightmares are dreams too」まで、泣ける名曲を満載!


◆ ベニー・シングスやウーター・ヘメルのファンにも是非オススメしたい、ジャズとポップスをまたいだ、裾野の広いクロスオーバー作品となっております。


◆ コクトー・ツインズのロビン・ガスリーがゲスト参加。


https://www.facebook.com/jayjayjohanson/






2017-08-01

【余談】 SPACE, ENERGY & LIGHT - Experimental Electronic And Acoustic Soundscapes 1961-88




英ソウルジャズより、トッド・ドックスターダー、ローリー・シュピーゲル、ヤソス、スティーヴン・ハルパーン、ケヴィン・ブラエニーやマザー・マラードほか、電子音楽黎明期から発展期にかけての音の魔術師たちによる珠玉のエレクトロニック・サウンドを集めたナイス・コンピが登場。至福の旅路をお約束。日本仕様盤はブックレット英文の日本語対訳付です。


https://soundsoftheuniverse.com/sjr/product/experimental-electronic-and-acoustic-soundscapes-1961-88


1. J.B. Banfi - Gang (For The Rock Industry)
2. Michael Garrison - To The Other Side Of The Sky
3. Iasos - Lueena Coast
4. Carl Matthews - As Above, So Below
5. Tim Blake - Midnight
6. Stratis - By Water
7. Laurie Spiegel - Improvisation On A ’Concerto Generator’
8. Mother Mallard’s Portable Masterpiece Company - Ceres Motion
9. Michael Stearns - In The Beginning
10. Beverly Glenn-Copeland - Ever New
11. Richard Pinhas - Variations VII Sur Le Theme Des Bene Gesserit
12. Tod Dockstader - Piece #1
13. Kevin Braheny - Ancient Stars
14. Steven Halpern - Starborn Suite (Part 1)