2012-11-28

KOJATO "All About Jazz" (Official Video)




The Juju OrchestraやBahama Soul Clubのメンバーを軸
とした新ユニットKojato & The Afro Latin Cougraitas
によるデビュー作『All About Jazz』から、アルバムの
タイトル曲「All About Jazz」のビデオが。


US3あたりを思わせるファンキーなジャズ・ヒップホップ、
鉄板です。

 

ANDREW BIRD: Hands Of Glory





シカゴのSSW、アンドリュー・バードによる、またも大きな話題を
呼んだ新作『Break It Yourself』のスピンオフ的作品集が登場。


ヴァン・モリソンやジョーン・バエズのバージョンでも知られる
トラディショナル「Raillroad Bill」の白眉カバーを含む、これぞ
バードの真骨頂と言える、淡いノスタルジアに包まれた
リラクシンなパフォーマンスを厳選してパッケージ化した、
ファン必携の作品集。















アンドリュー・バード/ハンズ・オヴ・グローリー
ANDREW BIRD: Hands Of Glory
Mom & Pop / Modulor (CLTCD-2022)

◆オリジナル楽曲の歌詞対訳付
◆ポストカード封入


TRACKLISTING

1) Three White Horses
2) When That Helicopter Comes
3) Spirograph
4) Railroad Bill
5) Something Biblical
6) If I Needed You
7) Orpheo
8) Beyond the Valley of the Three White Horses



▼ この春リリースの3年ぶりとなるアルバム『Break It Yourself』がまたしてもアメリカで大ブレイク(前作『Noble Beast』を上回る最高位10位を記録)、名実共に、当代USインディーを代表するシンガー/ソングライターのひとりとして、その地位を揺るぎないものとしつつあるシカゴの天才アンドリュー・バード。

▼ その止め処ない創作意欲は留まる所を知らず、『Break It Yourself』には収録しきれなかった更なる8曲(オリジナル4曲、カバー4曲)を、『ハンズ・オヴ・グローリー』としてパッケージ化、リリースが決定!

▼ 収録楽曲は、ヴァン・モリソンやジョーン・バエズも歌ったトラディショナル「Raillroad Bill」、オルタナ・カントリーのベテラン夫婦デュオ、ハンサム・ファミリーの「When That Helicopter Comes」、ボブ・ディラン、イヴァン・ダンドゥからノラ・ジョーンズまで、世代を越え様々なアーティストから愛でられた音の旅人タウンズ・ヴァン・ザントの「If I Needed You」、アルファ・コンシューマー(メンバーのジェレミーは、アンドリュー・バードのバンド・メンバーでもある、本作にも参加)の「Spirograph」というカバー4曲と、『Break It Yourself』収録曲のリワークとなる「Orpheo」、先行試聴が行われている「Three White Horses」とその対となる壮大なエンディング曲「Beyond the Valley of the Three White Horses」、そして「Something Biblical」の、計8曲。

▼ ここ最近のツアーにおける「オールド・タイミーな」セットの好評に後押しされて制作されたという本作は、彼が音楽をはじめた当初から親しんできた、身体の奥底にまで染み込んだ古き良き時代のスウィング、ブルース、カントリーやスキッフルのリズムと匂いを、ドラムにドッシュ、ギターにジェレミーと、いつもどおりの気の置けない仲間たちと共に、バード流のうたとバイオリンの上でサラリと解き放ったアルバムで、シンプルで飾り気のない、生のままのサウンドスケープが魅力的。

▼ めくるめくスタジオ・ワークと鮮やかなコントラストを見せつつも、本編同様に、和み、時に思わず笑みがこぼれおちるようなほっこりとした出音やメロディーは、やはりこの人ならでは。



SUPER BITON NATIONAL DE SEGOU/Anthology




マリの重要バンド、


シュペール・ビトン・ナシオナル・ド・セグーの
究極アンソロジーが登場!


サリフ・ケイタを送り出したあのレイル・バンドよりも
古くから活動、1970年代半ばに国立バンドとしての
栄誉を勝ち得て以降、まさに名実共に同国を代表
するグループとして活躍した人気バンドの決定盤。


西アフリカのアーシーなトラディショナル・サウンドを
下敷きとしながらも、泥臭くファンキーなリズムがしな
やかなウネリとグルーヴを生みだす絶品トラック連発!


アフリカ音楽マニアのみならず、
カリプソ~チーチャ~トロピカル~レアグルーヴ好きや
ファンク・ファン、エチオ・ジャズ・フリークスの皆様にも
ご賞味いただきたいオイシイ一枚!





















シュペール・ビトン・ナシオナル・ド・セグー/アンソロジー 
SUPER BITON NATIONAL DE SEGOU/Anthology
Kindred Spirits/ritmo calentito (RTMCD-1038)

AMAZON  |  EL SUR




TRACKLISTING

01. SISÈNI
02. MALAMINI
03. ALLIOUNE SISSOKO
04. SAAJURU
05. SO KARAFE
06. TAASI DÔNI
07. YÈRÈ JABÔ
08. NYELENI
09. NYANGARAN FOLI





▼ ユッスー・ンドゥールを送り出したセネガルと並ぶ西アフリカ屈指の音楽大国マリ。その最重要グループとして、レイル・バンドと共に高い人気を博したシュペール・ビトン。本作は、彼らが1977年に、マリの国営レーベル「クンカン」に残した二枚のアルバムからセレクトされた編集盤になります。

▼ シュペール・ビトン・ナシオナル・ド・セグー(シュペール・ビトン・ド・セグー、またはシンプルにシュペール・ビトンとも)は、00年代ワールド・サーキット・レーベルの至宝<ウム・サンガレ>のデビューをセットアップしたことでも知られるマリ音楽界のフィクサーであるアマドゥ・バによって率いられた楽団で、前身のレジオナル・ド・セグー時代から数えれば、レイル・バンドよりも長い歴史を持つ、同国のポピュラー音楽黎明期から活動したグループ。

▼ 70年代に数々のコンテストで優勝し、76年には国立バンドとなったシュペール・ビトンは、クンカンに残した二枚の作品で演奏されたレパートリーを中心に200以上ものオリジナル楽曲を持ち、その代表曲の多くが、フランスをはじめとしたヨーロッパ諸国でもリリース、配給され、マリの顔役として広く知られるように。とりわけ、フランスのシラール・プロダクション(コンピ・シリーズ『アフロ・ラテン』でもおなじみのレーベル)でプレスしたヴァイナルのいくつかは、レコード・ディガーのあいだでも根強い人気のあるレアグルーヴ盤になっています。

▼ 西アフリカ特有の後を引くサイケデリックなギターの音像、コギミよい変拍子のリズムとパーカッション、歴史を感じさせるトラディショナルな旋律や音色が絶妙なバランスで釣り合った、イナたくもジワジワと腰にくるこの中毒性の強い独特のグルーヴ・ミュージックは、クンビアやチーチャ、カリプソ、エチオ・ジャズなどと同様に、一度ハマってしまうと底なし沼のようにズブズブといってしまうこと確実!

▼ 本作の発売元は、ビルド・アン・アークやサン・ラーのトリビュート企画『サン・ラー・デディケーション』をヒットさせて2000年代の半ばごろに躍進したオランダのレーベル、キンドレッド・スピリッツ。ジャンルやスタイルにこだわることなく常に良質なグルーヴとスピリットを追い求めてきたグッド・ミュージック・レーベルだけあって、この企画も、純粋なアフリカ音楽フリークスの枠を越えて、レアグルーヴ的な視点や10年代的グローカルなテイストとも相性バッチリ。様々なファン層へとアピール可。

▼ カリプソやクンビアなどのトロピカル系~レアグルーヴ好き、ファンク・ファン、エチオ・ジャズ・フリークスまで幅広くレコメンしたい絶妙な湯加減の一枚です!






2012-11-26

INGE BRANDENBURG: Sing! Inge, Sing!





ダスコ・ゴイコビッチほか参加、
「ドイツのサラ・ヴォーン」と謳われた
ヨーロピアン・ジャズ・ボーカルの至宝
インゲ・ブランデンルブルクによる未発表集。

















インゲ・ブランデンブルク/シング!インゲ・シング!
◆税込定価:3,150円(税抜3,000円) 
◆商品番号:RTMCD-1034
◆発売日:12月20日 
◆解説付


tracklist:

1.The Man I Love
2.Secret Love 
3.Easy Living 
4.What A Difference A Day Made 
5.Love For Sale 
6.Love Me Or Leave Me 
7.Temptation 
8.I've Got You Under My Skin
9.Lover Man 
10.The Lonesome Road
11.Moonglow 
12.Cheek To Cheek 
13.All Of Me 
14.It's All Right With Me 
15.Wenn Du In Meinen Träumen (Over The Rainbow) 
16.Body And Soul
17.I Can't Give You Anything But Love
18.Skylark
19.The Face Of Love 
20.Basin Street Blues 
21.Morgen Ist Es Vielleicht Schon Zu Spät
22.Non, Je Ne Regrette Rien 


コレクター垂涎のメガレア盤『It’s All Right With Me』で知られるドイツ人女性ボーカリスト、インゲ・ブランデンブルクによる驚きの未発表集が登場。「Love For Sale」や「I’ve Got You Under My Skin」をはじめとしたおなじみのスタンダード曲から、DECCA盤7”(こちらもレア)のみで聞くことができた「All Of Me」や「Lover Man」などなど、『It’s All Right With Me』未収のレパートリーを多数含む、全22曲のコレクション。ちょっとかすれたような艶やかな、しかしながら力強くしなやかな彼女の歌声と、それを支えるタイトな演奏(一部楽曲ではダスコ・ゴイコビッチも参加)が一体となって醸し出される独特の世界観は、『It’s All Right With Me』の再発で彼女のことを知ったリスナーのみならず、広くジャズ・ボーカル・ファン全般に向けて訴求すること間違いなし。「ドイツのサラ・ヴォーン」と謳われた、ヨーロピアン・ジャズが誇る特級の至宝による、瞠目の発掘仕事。



▼ 一部の熱心なジャズ・ボーカル・マニアたちのあいだでレア盤として垂涎の的となっていた『It’s All Right With Me』(1965年・CBSソニー/オークションで1000ドル以上になることもしばしば)が、多くの希少盤再発で知られる<SONORAMA>レーベルから2000年代の半ばに復刻され、マニアのみならず、広くジャズ~レアグルーヴ愛好家たちのあいだで認知されるようになったドイツ人ボーカリストのインゲ・ブランデンブルク。

▼ ドイツのジャズ界では当時「アメリカにサラ・ヴォーンがいるように、ここにはインゲ・ブランデンブルクがいる」とも言われ、インターナショナルなジャズ・マーケットでの成功が期待されながら、レコード会社の事情により、ジャズ・ボーカリストとしてはその後長く不遇な時代を経験し、結局ジャズを吹き込んだアルバムとしては件の『It’s All Right With Me』(ギュンター・ハンペルの初期レコーディングとしても有名)一枚を残したのみで、失意のうちに業界を去っていったインゲ。1999年、彼女の没時には、わずか7名の近親者がセレモニーに参列したのみだったという。

▼ そんな悲運の歌姫はしかし、まだまだ多くの歌声を、ドイツ各地に残していた。

▼ 本作は、1959年の、記念すべき彼女のキャリア初レコーディングを含む、主に1950年代末から60年代にかけての未発表音源をピックアップしたコレクション。インゲ・ブランデンブルクは当時、ベルリン、フランクフルトやケルン、ミュンヘン、シュットガルトなど、ドイツ各地のローカルなテレビ・ラジオ局で、HRジャズアンサンブル、ウェルナー・ミューラーなどのオーケストラ、或いはダスコ・ゴイコビッチやテッド・ヒースなどのコンボと共に、多くの録音を行っていたのだった。

▼ 『It’s All Right With Me』のタイトル曲(アルバムとは別録音)や、DECCAの7”EP『Herzlichst Inge』で聞くことのできた⑬「All Of Me」や⑨「Lover Man」などに加え、コール・ポーターの⑤「Love For Sale」や⑧「I’ve Got You Under My Skin」、ダスコ・ゴイコビッチのグループを従えた⑥「Love Me Or Leave Me」などなど、力強いビッグバンド、ストリングスを加えた豪華なオーケストラから小粋なカルテット、クインテットまで、様々なスタイルをバックに、熟練ジャズマンたちのスリリングな演奏の上で、力強くしなやかに歌いあげるインゲ・ブランデンブルク。

▼ ドイツ語で歌われる⑮「Over The Rainbow」やエディット・ピアフの歌唱で知られるシャンソン曲「Non, Je Ne Regrette Rien」(「水に流して」)のカバーなど、変化球も、絶妙。

▼ 『It’s All Right With Me』だけではなかった、まだ知られざる彼女の最盛期を記録したこの貴重なリリースを手掛けたのは、独ポリグラムの名プロデューサーで、自身もコンポーザーとして多くのヒットを持つ故ベルト・ケンプフェルトの楽曲を管理する音楽出版社<Bert Kaempfert Music Publishing>傘下のレコード・レーベル<Silver Spot Records>。

▼ SONORAMAの再発で彼女のことを知ったファンはもとより、広くジャズ・ボーカルやヨーロピアン・ジャズ好き全般、或いはクラブジャズ・ファン、レアグルーヴ・マニアまで、ひとりでも多くの音楽ファンに聞いてもらいたい珠玉の音源集!

 

2012-11-13

KRIS MENACE: Features




ダフトパンクへのフィーチャリングでおなじみのロマンソニー、
シミアン/ブラックゴーストのサイモン・ロード、ミス・キトゥン、
ロバート・オーウェンス、ザ・プリセッツら豪華ゲストが共演した
クリス・メナスのボーカル・アルバム!


プロッグでバレアリックな、クリス・メナスしか表現できない、
あの多幸感いっぱいのロマンティック・シンセ・グルーヴが、
キャッチーなボーカル・ワークとドッキング、現在進行形の
アンダーグラウンド・ディスコとポップの最も幸福な出会いが、
ここに実現!

















クリス・メナス/フィーチャーズ
KRIS MENACE: Features


01. Lone Runner - Kris Menace & Unai 
02. Waiting For You - Kris Menace & Black Hills 
03. Hide - Kris Menace & Miss Kittin
04. Voodoo Dilate (Samo) - Kris Menace & Chelonis R Jones 
05. Love Is Everywhere - Kris Menace & Lawrence LT Thompson 
06. Trusting Me - Kris Menace & Robert Owens 
07. Higher Love - Kris Menace & Julian Hamilton 
08. Golden Ratio - Kris Menace & Simon Lord 
09. Meant For You - Kris Menace & The Glass 
10. Eye Opener - Kris Menace & Xavier Naidoo 
11. 2nite4u - Kris Menace & Romanthony 
12. Starr - Kris Menace & Thomas Gandey




▼ 初アルバム『エレクトリック・ホライズン』やラナ・デル・レイ「ブルー・ジーンズ」のリミックスのフロア・ヒットで波に乗るクリス・メナスによるフレッシュなボーカル・アルバム『フィーチャーズ』。

▼ ゲストに迎えたボーカル陣は、ダフトパンク「ワン・モア・タイム」でおなじみのロマンソニー、シミアンやブラックゴーストの活躍で知られるサイモン・ロード、インターナショナル・ディージェイ・ジゴロから世界へと羽ばたいたエレクトロ・ディーヴァのミス・キトゥン、オリジナル・シカゴ・レジェンドのロバート・オーウェンス、ザ・プリセッツのジュリアン・ハミルトン、マーク・ロンボイのシステマティックや名門ゲット・フィジカルからのリリースで知られるチェロニス・R・ジョーンズ、サザンフライドのケイジドボーイことトーマス・ギャンディー、ティッツワースのレーベル・メイトでもあるザ・グラス、などなど。

▼ クリス・メナスといえば、透明感のあるシンセを多用したプログレッシヴでダイナミックなサウンドスケープや、トッド・テリエにも通じる、多幸感と郷愁がほどよくブレンドされた独特のメロディー、イビサ直送のヘヴンリーなバレアリック・フィーリングがトレードマーク。

▼ 抑制をきかせた上品な佇まいながらも、確実にピークタイムを直撃するこのキラーな味付けは、上述のラナ・デル・レイをはじめ、カイリー・ミノーグ、デペッシュ・モード、アンダーワールド、メトロノミー、エールからロイクソップまで、多くのメジャー系アーティストからもサポートされ、これまでに彼がこなしてきたリミックス仕事は数知れず。

▼ ダンスフロアの現場でも、エロル・アルカン、ソウルワックスからサシャ、ティエスト、マデオンに至るまで、スタイルもジャンルも様々な、実に幅広いDJ、プロデューサーたちからプロップスを得ている。

▼ 『フィーチャーズ』は、クリス特有のロマンティシズムを湛えたハイフィデリティー・サウンドとエレガントなビート、フロアもラジオもフレンドリーなキャッチーなボーカル・ワークが奇跡的なバランスでマッチングを見せた全方位仕様のクオリティー・アルバム。これまでの彼の作品やトラックのファンはもとより、アラン・ブラックスや彼のレーベル<Vulture>のファン、リンドストロームやプリンス・トーマス、トッド・テリエのファン、<Crue-L>やイジャット・ボーイズなどのレフトフィールドなハウス・フリークス、ブレークボット的な柔らかめエレクトロ・ディスコ好きや<Future Classic>的なバレアリック/インディー好きなどなど、ユルくて心地よいビートが好きな幅広い層のダンス・ミュージック・ファンにレコメンド!


 

2012-11-12

アフマド・ザヒール/The King of 70s Afghan Pop! (70年代アフガン・ポップの王様)





ファインダーズキーパーズ・ファンも要チェック、
中近東や西アジアに特化した新興再発レーベル
ファラウェイ・サウンズ(PHARAWAY SOUNDS)から、
1970年代にアフガニスタンの「キング・オブ・ポップ」と
言われた国民的歌手、アフマド・ザヒールの偉業を
二枚に纏め上げた究極のコレクションが登場!


白昼夢のようなサイケデリアを湛えたギターやシタール、
アコーディオンなどのウワモノ、後を引くタブラや様々な
ビート、独特の寂寥を掻き立てる魅惑のテナーに突如
湧き上がる怪電波やユニークなエフェクト、異音が炸裂、
ディガー耳で聞いても本当に面白いユニークなサウンド
を満載したナイス・コンピ!


















アフマド・ザヒール/70年代アフガン・ポップの王様

Ahmad Zahir: The King of 70s Afghan Pop!
Pharaway Sounds / ritmo calentito (RTMCD-1036)



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TRACKLIST

CD1
1. Agar ze khaliq malaamat
2. Ahange zindegi
3. Az dozdida chashmaz ahoo
4. Az nazo che maykhande
5. Baduhait konam
6. Begzar begreyan
7. Begzaro ta begeeryam
8. Behooda am
9. Beya borimba sangeran
10. Che khoosh amadi safaakardi
11. Dil ze sowda
12. Awshiq shudee aye dil

CD2
1. Duzdi eshqam
2. Aasiman begoyed
3. Kai bashad kai
4. Nay nay hargez
5. Paro baalam shekasta
6. Beeman aye shab
7. Shaady kunaid aye dostan
8. Shabhaye roshan
9. Tu barayem moqadasi
10. Tura afsoon chashmaanam
11. Ay bote be rahm
12. Sarwe kheraman



▼ 西にイラン、北にタジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンで、国の東端は中華人民共和国にも接する、南アジアと中央アジア、西アジアと東アジアを結ぶ、まさにアジアの「へそ」とでもいうべきアフガニスタン。ソ連の介入、アフガニスタン紛争からタリバンまで、長く政情不安が続くこの国に、1970年代のわずかな期間で、20枚にも及ぶアルバムと、200以上もの自作曲を残し、同地のポップ音楽の「キング」と謳われたとてつもないタレントが存在していたことを、ご存じだろうか。

▼ 彼の名前はアフマド・ザヒール。1946年生まれ、父は王政時代に首相にまでなったエリート一家、自身も教育大学の出身でありながら、学生時代より音楽において突出した才能を見せ、そのまま歌手の道を選択、その魅惑のテナー・ボイスと、人々の心を掴む郷愁のメロディー、西洋世界ともリンクした同時代性を感じさせるポップ・ソングで、一躍スターダムへと駆け上がったアーティストだ。

▼ アフマドは、王政崩壊後のクーデターや社会主義政権の誕生、ソビエト連邦の介入などなどによる政情の不安化を憂い、幾度となく社会的、政治的メッセージを発し、ときには歌にのせ、結果、1979年、ときの政府の謀略により暗殺され、わずか33歳でこの世を去る。

▼ 彼が生前に残したアルバムは20枚近くにも及び、そこには毎回、12から16もの自作曲が収録されていたという。トータル200曲以上になる膨大なレパートリーの中から、PHARAWAY SOUNDSは、24曲を厳選して、二枚組コンピレーションとして、作品化。

▼ ディスク1の聞きどころは、目もくらむような妖艶な弦の響きで即座にココロ奪われる、女性歌手ハンガメのボーカルをフィーチャーしたM①「Agar Ze Khaliq Malaamat」、常軌を逸したリズム・セクションのエフェクトがアシッド感覚を加速させるM⑨「Beya Borim Ba Sangeran」、モノ悲しいアコーディオンの響きと口笛が独自の郷愁を作り上げるM⑦「Begzaro Ta Begeeryam」、カレー欲を掻き立てるスパイシーなM⑪「Dil Ze Sowda」などなど。伝統的な楽器やリズムと西洋ポップ音楽の新しいマナー、手法がぶつかり合った、マージナルかつソウルはユニバーサルという、独自のサイケデリック・ポップ・ミュージックを、聞くことができます。

▼ ディスク2においても、時代劇の主題歌バリのメロディーに泣きの口笛が重なるM⑩「Tura Afsoon Chashmaanam」やアナログシンセ風の怪電波がスパークしまくる編拍子チューンのM③「Kai Bashad Kai」を筆頭に、レアグル~ディガー耳で聞いてもバッチリ面白い辺境ファンク&サイケデリアをテンコ盛り!

▼ よくよく聞いてみると、妙なパートにディレイやリバーブがかけられていたり、突然異音やエフェクトが挟み込まれていたり、遊んでるのかキメてるのか、何とも不可思議な音づくりでメチャメチャ面白い!「ポップの王様」といいつつも、ディテールはかなりプログレッシヴで、攻めてます。聞きこむほどに新しい発見もあり、これはドツボにハマること間違いナシです!