2013-02-28

BAZZERK present Changa Tuki Classics





多くのトロピカル・ベース・マニアたちが熱望していたベネズエラ
のローカルなダンス・ミュージック・シーン<チャンガ・トゥキ>をフ
ックアップしたグレート・コンピレーションが遂に実現!アフリカ
ン・ハウスとゲットー・ベースの強烈なクロスオーバー、ヌケのよ
い軽快なビートと圧倒的にレイヴな炎のシンセ・リフ!めちゃくち
ゃアッパーなのにどこかクールなこの抑制感!バイレ・ファンキ、
デジタル・クンビアやクドゥロなど、ゼロ年代以降、ネットを通じて
「発見」されてきた国境を越え鳴り響くファンキーなクラブ・ミュー
ジックの歴史にまた新たな1 ページを刻む画期的なリリース!




















バザーク・プリゼント・チャンガ・トゥキ・クラシックス

V.A. – BAZZERK present Changa Tuki Classics
Mental Groove | Modulor | ritmo calentito (RTMCD-1047)



TRACKLISTING
01. DJ Armando - Nosotros Somos Una Familia Unida Y Humilde (Intro)
02. El Mago - Brasileña
03. DJ Yet - You!
04. DJ Yirvin - Popo Sound (Original Mix)
05. Raptor House - Totalmente Nacional (interlude)
06. DJ Yirvin - Metelo Sacalo (Original Mix)
07. DJ Ronald - Body bass edit
08. DJ Yirvin - Tec (Original Mix)
09. DJ Baba The Raptor – Intro Coro
10. DJ BABA – Bass This (Incognitus Mix)
11. DJ Yirvin - Tomalo Todo (Original Mix)
12. Wapero – Abstractor Radio ID5
13. Pocz - Mortal Kombat (Dj Yirvin Remix)
14. Jairomendezz - Mariwana
15. DJ Yirvin - Ragga Motion
16. DJ Yirvin - Ya Yahoo (Original Mix)
17. DJ Armando – Raptor Discplay (interlude)
18. DJ Yirvin - Metelo Sacalo (Kiev Remix)
19. Pocz & Pacheko - Zarbak_VIP
20. M Peach - La Hora (DJ Yirvin Remix)



▼ チャンガ・トゥキは、ベネズエラ出身で、現在はスペインを拠点に活動、ブラカ・ソム・システマのエンチュファーダやUK のセンスレスなどといったベース系レーベルからのリリースによりワールドワイドで頭角を現しつつある新進プロデューサーのパチェーコ(Pacheko)の活躍で広く知られるようになったベネズエラのドメスティックなダンス・ミュージックのジャンルです。彼がプロダクション・パートナーのポクス(Pocz)と共に作り上げたトラック「Tuki Love」が、多くのトロピカル系フロア・バンガーを送り出してきたエンチュファーダの名物シリーズ<Hard Ass Sessions>にフックアップされて世界中に拡散、その存在が知られるようになりました。

▼ 2012 年秋には、まだまだ謎のヴェールに包まれたこのシーンをオフィシャルに映像化した貴重なショート・ドキュメンタリー『Who Wants Tuki?』がYoutube で公開、わずか3 か月のあいだの十数万回再生され、世界中のトロピカル・ベース愛好家たちのあいだで話題に。

▼ 本作は、そんなベネズエラの新しいダンス音楽、チャンガ・トゥキのホット・チューンをコンパイルして一枚に纏め上げた画期的なコンピレーションです。監修は2011 年にクドゥロ・コンピ『BAZZERK – African Digital Dance』をヒットさせたフランスのDJ デュオ、Jess & Crabbe。

▼ クドゥロやトロピカル・ベースからの影響を多分に含みつつ、曲によっては、ガラージ方面との親和性も感じさせるヌケのいい軽めのボトムを持っていたり、アフリカン・ハウス風味だったり、ブレイクスや90s テクノを思わせるものもあったりなどなど、ハウス&テクノ以降のクラブ・ミュージックの様々な要素をフュージョンして、現在進行形のダンスフロアのムードともリンクさせながら、ベネズエラ独自の視点でアウトプット、本当にユニークでパワフルなサウンドを満載!
























 

2013-02-27

Razikaの新作から「Oslo」を…




Razikaの新作『På vei hjem(オン・ザ・ウェイ・ホーム)』から、
本国でもシングル化されていた「Oslo」を、アルバムの発売
に先駆けてiTunesにてお求めいただけるようになりました。


https://itunes.apple.com/jp/album/oslo-single/id603019408


トレードマークの疾走感、トロピカルな音の鳴りを維持しながら、
ホーンをあしらいこれまで以上にオーセンティックなスカへと
急接近を試みた新機軸の一曲です。


ジャケットの写真はドラムのエンブラ自らの手による撮影だとか。
キレイですね。


是非、チェックいただけたらと思います。


アルバムの発売は3月9日です!


予約いただけます → Amazon | DISKUNION | HMV | TOWER













2013-02-25

DSL: After




活動10周年の記念すべきアニバーサリー・イヤーに突入した
仏エレクトロ・シーンの中核レーベル<エド・バンガー>から、
DJメディ(R.I.P.)の遺志を継いでエドバンのヒップホップ・サイドを
レペゼンする核弾頭DSLが遂にフル・アルバムをドロップ!


しなやかなB BOYマインドとエレクトロ愛、サンプリング、
自由なビートのハーモニーから湧き上がる得体の知れぬ
この高揚感!


ディスコとヒップホップを股に掛けた、まさにメディのあの感じを
思わせるバウンシーでハウシーなミラクル・グルーヴが炸裂!

















DSL: After
ED BANGER | WAS | ritmo calentito (RTMCD-1050)


TRACKLISTING

1. Spliff
2. Last Dance With The Devil
3. Find Me In The World
4. Goldorak
5. Acquistapace
6. Zombie
7. Borderline
8. Je Rock Je Rap La Night
9. Street Kiss
10. Drunky Junky
11. Ma Doudou
12. Supalove






▼ セバスチャン・テリエを発掘したことで知られるフランスの名門インディー、レコード・メーカーズからデビュー、すでに10年に及ぶ長いキャリアを持つ実力派ながら、その気まぐれな活動により未だに謎のヴェールに包まれたままのフレンチ・ニュースクール秘密兵器DSL。

▼ ジャスティス、ブレークボットやアッフィー、オワゾー、ミッキー・ムーンライトにセバスチャンなど、多くの個性派タレントが居並ぶエド・バンガー・クルーにあって、とかくオブスキュアな裏番或いは隠しダマ的ポジションで見られがちであった彼らはしかし、ディスコとヒップホップを股に掛けた飛び抜けた独特のビート感覚により、故メディやレーベル総帥ペドロ・ウィンターの寵愛をほしいままにしてきた、実はレーベルのエッセンスのカタマリのような超重要グループのひとつであった。

▼ レーベル設立10周年というエド・バンガーの記念すべきアニバーサリー・イヤー、その第一弾リリースとなる待望のフル・アルバム『アフター』は、既にシングル化されている「Supalove」や冒頭の「Spliff」あたりを筆頭に、ヒップホップのコアをど~にかキープしながらも、そこからはみ出てディスコもエレクトロも浸食しながらファットでファンキーな極上のパーティー・グルーヴを続けざまにアウトプット、まさにメディ直系のミラーボール・センスが炸裂した感激のサウンドを山盛りしたフレンチ・マニア即死盤!

▼ オヤヂ泣かせのBack to 80sなブギー・トラック「Goldorak」(M④)、彼らのルーツをうかがわせるエレクトロ・ダンスホール曲「Ma Doudou」などのスパイス加減も、抜群!

▼ ボブ・サンクラーもカシアスも、みんな昔はヒップホップだった。エド・バンガーやフレンチ・エレクトロのルーツもまたヒップホップ。そんなムードがよくわかる骨太なB BEATを満載、しかもスマートなエレクトロ・モードも搭載。

▼ DJメディ&エド・バンガーのファン、TTC&パラ・ワン好き、ビッグ・ダダやオルタナティヴなヒップホップを愛する全ての音楽ファン、MIAやディプロ、マッド・ディーセントのファン、ディミトリ、ボブ・サンクラーやディスコ好きにも聞いてもらいたい素晴らしいパーティー・アルバムです!

 

2013-02-24

ELECTRO SHOCK




ブレークボット、メトロノミー、ジャスティス、セバスチャン、
カインドネス、M.I.A.、メジャー・レーザーほか、


2012年フロアを炎上させたキラー・チューンの数々や、
2013年最新ヒット&カミスン曲、レア・リミックスも多数収録、
あり得ないほど超強力メンツが集ったスーパー・コンピ『エレクトロ・ショック』!


V.A.: Electro Shock
Because Music | WAS | ritmo calentito (RTMCD-1049)



TRACKLISTING

CD1

1. Get free-Major Lazer ft. Amber Dawn Coffman
2. Mi Mujer- Nicolas Jaar
3. Follow-Crystal Fighters
4. The Bay (Erol Alkan’s Extended Rework)-Metronomy
5. Midnight City-M83
6. Baby I’m Yours (Aeroplane Remix)-Breakbot ft. Irfane
7. Nightcall-Kavinsky
8. Jacques in the Box-Laurent Garnier ft. The L.B.S. Crew
9. New Lands-Justice
10. How Deep Is Your Love (A-Track Remix)-The Rapture
11. Down The Road-C2C
12. Tetra-Sebastian
13. Jaded Future-Birdy Nam Nam
14. Promises-Nero
15. Bad Girls-M.I.A.
16. Under Your Spell-Desire

CD2

1. Jasmine-Jai Paul
2. Beautiful Object-Glasscandy
3. Gee up (Erol Alkan’s Extended Rework)-Kindness
4. Sunshine-Little Dragon
5. Garden-Totally Enormous Extinct Dinosaurs
6. When The Night-Para One ft Jaw
7. Lividup-Disclosure
8. Now U Realize-Club Cheval
9. Under Tender-Kap Bambino
10. Let The Beat Control Your Body-Brodinsky ft. Louisahhh!
11. Control Movement-Gesaffelstein
12. Taste-Daniel Avery
13. Ghetto Kraviz-Nina Kraviz
14. Tartan Paint-Darkhouse Family
15. Lady-Chromatics
16.Private Jet-Uncle O








◆ メトロノミーやジャンゴ・ジャンゴ、ジャスティス&エド・バンガーetcを擁するフランスの優良レーベル、ビコーズ・ミュージックから、トンデモな強力メンツが集った二枚組コンピが登場。

◆ 収録アーティスト&リミキサーは、メジャー・レーザー、クリスタル・ファイターズ、メトロノミー、ジャスティス、セバスチャン、カインドネス、M.I.A.、ザ・ラプチャー、カヴィンスキー、ブレークボット、エロル・アルカン、Aトラック、ロラン・ガルニエほか、全32曲で、すでにフロアを席巻しているおなじみのヒット曲だけでなく、2013年の最新チューンや貴重なカミスン・トラックも惜しげもなくピックアップした特盛仕様。

◆ エレクトロ/インディー・シーンにおける2012年最大のトピックのひとつ、カインドネスは、その記念すべきデビュー・シングルB面曲で、あまりに話題になり過ぎてその後単独カットという逸話のある「Gee Up」のエロル・アルカンによる渾身のリワーク(ディスク2M③)を収録。フィリップ・ズダールXエロル・アルカンのミラクルが炸裂した殿堂クラスの鬼キラー。メトロノミー「The Bay」のリミックス(ディスク1M④)含め、やはりエロル・アカン仕事に間違いはありません。

◆ 2012年遂にアルバム・デビューを果たしたジャスティスに続くエド・バンガーの若頭ブレークボットは、問答無用のヒット「Baby I’m Yours」の煌めくディスコなエアロプレーン・リミックスを、同じくフレンチ・シーンのネクスト・ブレイク期待株で、この春遂にアルバムを発表するカヴィンスキーは、昨年のヒット映画『Drive』にも使われた「Nightcall」を、それぞれピックアップ。

◆ ビコーズ勢の新鋭の中では去年はジャンゴ・ジャンゴが突出していたため、まだまだスポットライトが当たり切ってない感もありますが、キャップ・バンビーノのポップ・センスは、さすがです!ここでは、2012年発売の目下のところの最新作『Devotion』から「Under Tender」を収録。

◆ パラ・ワン、ブロディンスキーやゲサフェルステイン、クラブ・シェヴァルなどMarble~Bromanceあたりに集う仏地下新世代&先鋭アーティストたちの収録はコアなクラブ・ファンにも嬉しいところ。

◆ ロラン・ガルニエ meets エド・バンガーとして昨年話題を呼んだ「Jacques in the Box」のピックアップもありがたや~。

◆ ビコーズ・ミュージックといえば、エド・バンガーとのジョイントでジャスティスをインターナショナル・ヒットさせたり、UKのメトロノミーを発掘して、フランス発信でブレイクさせたことで注目を集めるようになったパリのインディー・レーベル。他にも、セラ・スー、ソコ、シャルロット・ゲンズブールからアマドゥ&マリアムまで、ジャンルを越えて様々なアーティストが集う優良レーベルです。その目利き、嗅覚は、世界中の音楽ファンの認めるところとして、近年、大変に大きな注目を集めています。『エレクトロ・ショック』は、そんなビコーズのチョイスによる渾身のダンス・コンピレーション。夜遊び大好きなパーティー&クラブ・フリークスからインディー・ロック・ファン、フェスティバル好きまで、多くのミュージック・ラヴァーに訴求すること間違いナシのグレート・クオリティー・コンピ!

2013-02-21

Todd Terje Japan Tour 2013





リンドストローム最新作『スマルハンス』全曲でミックスを手掛け、
今年は「リンドストローム&トッド・テリエ」としてもソナーはじめ精力的な
活動を展開しているノルウェー新世代のニュー・スター、トッド・テリエ
待望の再来日が決定!


Todd Terje Japan Tour 2013

3.16(SAT) Niigata @goldenpigs yellow
- WAXIN' -

Guest DJ: Todd Terje, Dølle Jølle,
DJ: TRIO THE  MACARONI, SUGIO, Junnosuke
LJ: CON
SOUND SYSTEM: february audio

open 22:00
Advanced 3000yen
Door 3500yen

Info: Golden Pigs Yellow
新潟市中央区東掘通6番町1051-1 G.Eビル3F TEL 025-201-9981
http://www.goldenpigs.com/yellow.html
WAXIN’ http://waxin-essence.blogspot.com
Cave Records  TEL 025-201-8878



3.19(TUE/祝前) Tokyo @eleven
Todd Terje Japan Tour 2013
- Shari Vari -

DJ: Todd Terje, Dølle Jølle, Dr. Nishimura, Monkey Timers
Lounge: Kabuto(Lair/Cabaret), Walkers, Chris ssgs, Jelomu, David Dicembre

open: 22:00
Door 3500yen
With flyer 3000yen

Info: eleven
東京都港区西麻布1-10-11 セソーラス西麻布B1/B2  TEL 03-5775-6206
www.go-to-eleven.com
*You Must Be 20 And Over With ID.



3.21(THU) Osaka @Triangle
- Shari Vari -

Guest DJ: Todd Terje
DJ: DJ Ageishi(AHB pro.), Daisuke Kakimoto(Fluid/Metro/M.L), NORIO(rare groove/Metro/M.L)
VJ: Colo GraPhonic(BetaLand/COSMIC LAB)
Food: Bar薔薇

open 19:00
Advanced 1500yen(前売 pia / e+ /and more)
Door 2000yen
※別途1drink 500yen

Info: Triangle
大阪市中央区西心斎橋2丁目18-5  TEL 06-6212-2264
http://www.triangle-osaka.jp



3.22(FRI) Okayama @Yebisu Ya Pro
- STRUGGLE Henrik Schwarz x Todd Terje -

Guest DJ: Todd Terje
Guest LIVE: Henrik Schwarz
DJ: NISHI HIROSHI, ICHIROTA, LEESOK, OYAGEE, Nakamura, ISSON, RYO, TETSU, HIRAO

open 22:00
Advanced 3000yen
Lawson Ticket L-code 64673
Door 4000yen

Info: YEBISU YA PRO
岡山市北区幸町7-6 ビブレA館 B1F  TEL 086-222-1015
http://yebisuyapro.jp




TOTAL TOUR INFO: AHB Production 06-6212-2587 www.ahbproduction.com

 

2013-02-15

Hidros 3 / Hebden Reid Gustafsson




2012年はザ・シングの一員としてネナ・チェリーとのジョイントで
大きな注目を集めたスウェーデン人リード奏者のマッツ・グスタフソン。


彼がスモールタウン・スーパーサウンドに残してきた数あるコラボ作
の中から、多くのお問合せをいただいておりました2タイトルを、
改めまして、ご案内させていただきます。


2004年発売の『Hidros3』(ジャケ写左)は、
マッツ・グスタフソンとソニック・ユース、そしてジム・オルークという、
オリジナル・サイレンス(ジム、ソニック・ユースのサーストンとマッツ・グスタフソンが
参加するアヴァン・ユニット)を通じてもかねてから親交のある面々が集った、
パティ・スミスに捧げたという、2004年のスペシャル企画盤。


ヘブデン/リード/グスタフソン『ライヴ・アット・ザ・サウス・バンク』(右)は、
マイルス、フェラ・クティやジェイムズ・ブラウンからサン・ラーまで、
多くの巨人たちと仕事をした伝説のドラマー、スティーヴ・リードと、
フォー・テットとしておなじみのプロデューサーのキエラン・ヘブデン、
そしてマッツ・グスタフソンのトリオによる実況録音盤です。





Mats Gustafsson + Sonic Youth with Friends: Hidros 3

◆アーティスト: マッツ・グスタフソン+ソニック・ユース・ウィズ・フレンズ
◆タイトル: Hidros3
◆税込価格: 2,205円(税抜2,100円)
◆商品番号: CLTCD-2025 
◆レーベル: Smalltown Supersound


【収録楽曲】

1. Part 1 - Intro  2:41    
2. Part 2 - Voice 17:40    
3. Part 3 - Contrabass Sax 6:01    
4. Part 4 - Voice 2:01    
5. Part 5 - Processed Voice 11:58    
6. Part 6 - Voice 1:58    
7. Part 7 - Contrabass Sax 6:15    
8. Part 8 - Processed Voice 9:53    
9. Part 9 - Voice 8:06


『Hidros3』は、マッツ・グスタフソンとソニック・ユース、そしてジム・オルークという、オリジナル・サイレンス(ジム、ソニック・ユースのサーストンとマッツ・グスタフソンが参加するアヴァン・ユニット)を通じてもかねてから親交のある面々が集った、パティ・スミスに捧げたという、2004年のスペシャル企画盤。


マッツが管を吹き、キム・ゴードンが歌い、サーストンとスティーヴ・シェリー、リー・ラナルド、さらにはローレン・マザケイン・コナーズまでもがギターを弾き、ジム・オルークがミックスを施す。一聴してそれとわかる地響きのようなマッツのブロウやマザケインのギターの音色、ジムのミックスのなせるわざか、クールで、ヒリヒリと張り詰めるようなテンション、そこにどこかポップな色をもたらすキム・ゴードンのヴォイス。


マッツ・グスタフソンとジム・オルークといえば、ディスカホリクス・アノニマス・トリオやオリジナル・サイレンスなど、スモールタウン・スーパーサウンドのアヴァンギャルド・サイドを象徴する極北バンドの中核メンバー。ノイズ/アヴァン界隈でも指折りの猛者としてハードコアなフリークスのあいだでは一目置かれる存在だが、『Hidros 3』は、暗黒のアヴァン軸に振れ過ぎることなく、絶妙なバランスでリスニング志向のアウト・ミュージックを表現した、初期ソニック・ユースやSYR(Sonic Youth Records)のファンにも是非トライしていただきたい、素晴らしいサウンドが詰まった傑作。






Kieran Hebden/Steve Reid/Mats Gustafsson Live At The South Bank

◆アーティスト: キエラン・ヘブデン/スティーヴ・リード/マッツ・グスタフソン
◆タイトル: ライヴ・アット・ザ・サウス・バンク
◆税込価格: 2,310円(税抜2,200円)
◆商品番号: CLTCD-2024
◆レーベル: Smalltown Superjazzz
◆二枚組


【収録楽曲】

Disc 1:

01 Morning Prayer
02 Lyman Place
03 People Be Happy

Disc 2:

01 Untitled
02 25th Street
03 The Sun Never Sets


燦然と輝く過去の功績・業績には枚挙にいとまがない「巨匠」で、晩年にはソウルジャズからアルバムをリリースしたり、ジャズマンでコンピが編まれるなど、現在世代からもリスペクトされるジャズ・ドラマーのスティーヴ・リード。本作は、2010年に他界した彼が、死の直前にロンドンに残していた実況録音盤。


メンバーは、スティーヴ・リード、キエラン・ヘブデン(フォー・テット)とマッツ・グスタフソンの三人。キエラン・ヘブデンとスティーヴ・リードは2000年代半ばごろからスティーヴ・リード・アンサンブルを通して交流を持ち、英ドミノから『The Exchange Session』~『Tongues』~『NYC』と、双頭名義の作品を定期的に発表、密な関係を構築してきました。


そこにザ・シングやディスカホリクス・アノニマス・トリオなどでの活動でおなじみのサックス吹き、マッツ・グスタフソンを加えたトリオ編成でのパフォーマンスになります。


ドミノからキエラン・ヘブデン&スティーヴ・リード名義で発表してきた数々のレパートリーの中から、「25th Street」や「Morning Prayer」、「The Sun Never Sets」(←これでシメる曲順も泣けます)などの楽曲をピックアップ、もちろん、フリー・スピリットほとばしる丁々発止のパフォーマンスは一枚に収まりきらず…ということで、二枚組に、纏め上げています。






ザ・シングと共に、マッツの多彩な活動の数々に、
引き続きご注目いただけたらと思います。










 

2013-02-02

Peter Brötzmann Chicago Tentet: Walk, Love, Sleep




先日英『WIRE』誌の表紙を飾ったことも記憶に新しい欧州フリージャズの巨木ペーター・ブロッツマンのテンテットによる渾身の実況録音盤二枚組がノルウェー<Smalltown Superjazzz>からリリース。


▼ 『Walk, Love, Sleep』は、ヨーロッパを代表するインプロ、ジャズ、フリーミュージックのサックス奏者であるペーター・ブロッツマンのテンテットが、独ヴッパータールのCafe Adaで2011年4月に行ったセッションをレコーディングした実況録音盤。


▼ ケン・ヴァンダーマーク、マッツ・グスタフソン、ジョー・マクフィー、ジェブ・ビショップ、ポール・ニルセン・ラヴら、界隈を代表する腕利きの猛者たちを従えた、骨太な音のバトルを骨の髄まで堪能できる、フリー好きにはたまらない大盛二枚組仕様。


▼ よほどの狂信的なファンでなければ、その全てを追い掛けるのは不可能というくらいに、日本含め世界各地で数多くのライヴをこなし、精力的に盤のリリースも続けるペーター・ブロッツマン。オスロのエレクトロニカ・レーベル<スモールタウン・スーパーサウンド>傘下のアヴァン部門<スモールタウン・スーパージャズ>からのリリースとなる本作は、同レーベルがリリースし、英『ガーディアン』紙をはじめ世界中のプレスを席巻した五枚組ボックス・セット『3 Days In Oslo』に続いて、ブロッツマンの鬼気迫るベスト・パフォーマンスを銀盤に封じ込めた渾身の一枚(というか二枚)。


The Chicago Tentet are:
Peter Brötzmann
Ken Vandermark
Mats Gustafsson
Joe McPhee
Jeb Bishop
Johannes Bauer
Per Åke Holmlander
Fred Lundberg Holm
Kent Kessler
Michael Zerang
Paal Nilssen-Love


◆アーティスト: Peter Brötzmann Chicago Tentet
◆アルバム・タイトトル: Walk, Love, Sleep
◆商品番号: STSJ174CD
◆レーベル: Smalltown Superjazzz
直輸入盤・オープン価格

in stores now


Tracklisting:

....To Walk In (44.52)
...To Love In (31.51)
...To Sleep In (21.04)









2013-02-01

DEXTER STORY: Seasons




ビルド・アン・アークへの参加や、カルロス・ニーニョとのジョイントであるライフ・フォース・トリオなどでも知られるプロデューサー<デクスター・ストーリー>による待望の初作品が完成!


ラムゼイ・ルイス『太陽の女神』を彷彿させるブリージンなダンサブル・サウンドを軸とした爽快なフュージョン・ソウルを満載したアルバムは、ミゲル・アットウッド・ファーガソンやドゥワイト・トリブル、ギャビー・フェルナンデスら、ビルド・アン・アーク文脈の西海岸アーティストも多数ゲスト参加、ヒップホップ、ビート・ミュージックからジャズ、ファンクまでを軽やかに横断する彼の地の自由闊達な音楽マインドをまた新たなかたちで継承した珠玉の一枚。
















デクスター・ストーリー/シーズンズ

DEXTER STORY: Seasons
KINDRED SPIRITS / Rushhour / ritmo calentito


01. UNDERWAY (LOVE IS)
02. SUIJIN (INTERLUDE)
03. INTO THE HOUR
04. BLOOD DRIP
05. GOD SON
06. AS IN
07. GYRE SONG
08. PADDLE BOAT (INTERLUDE)
09. WATER BEARER
10. UNDERNEATH IT ALL
11. LOVE FORCE TRIO PT.1
12. SEASONS (MAKE THE MOST)
13. SPRING
14. UNDERWAY (REPRISE) FT. JIMETTA ROSE





▼ スピリチュアル・ジャズの魂を現代に蘇らせたエポックメイキングな一大プロジェクト、ビルド・アン・アークにも参加、その発起人でもあるカルロス・ニーニョと共に、ライフ・フォース・トリオとしても活動したロサンゼルス在住のプロデューサー、デクスター・ストーリー。


▼ 『シーズンズ』は、ビルド・アン・アーク、フライング・ロータス、ダブラブ、ロウ・エンド・セオリーなど、様々なアーティストやイベント、トピックが行き交う豊かなアメリカ西海岸の音楽的土壌の上で確固たる足跡を残してきたアーティストによる、満を持しての、自身名義での初めてのアルバム作品となります。


▼ 全曲のプロデュースは、デクスター・ストーリー本人と共に、盟友カルロス・ニーニョが担当。


▼ まずは何と言っても、オープニングのクロスオーバー・トラック「Underway (Love Is)」(M①)を聞いてみて下さい。スティールパンやカリンバの心地よい響き、ラムゼイ・ルイス『太陽の女神(Sun Goddess)』或いはジョージ・ベンソン『ブリージン』あたりを思わせる軽やかなコーラス、ボビー・コールドウェルにも通じる絶妙なメロウネスに昇天必至!ビルド・アン・アークやライフ・フォース・トリオなど、これまで彼が参加・主宰してきた他のどのプロジェクトとも異なるソフトタッチでオーガニックな出音は、ちょっとした衝撃です。


▼ 深くエモーショナルに紡ぎ上げられる「Suijin」(M②)を経て、スピリチュアルなコーラス・ワークが炸裂したアップリフティングな「Into The Hour」(M③)、アモンコンタクトを彷彿させるセンスで独自のアブストラクトを描き上げた「Blood Drip」(M④)から、曲名のとおり春を告げるようなジェントルな鍵盤の鳴りに癒される「Spring」(M⑬)に至るまで、カルロス・ニーニョらしい振れ幅と多様性を残しつつも、インスト曲も含め、アルバムは、一貫してソング・オリエンテッドで、柔らかく優しいサウンドスケープが満開。


▼ ミゲル・アットウッド・ファーガソン、ドゥワイト・トリブル、ギャビー・フェルナンデス、マーク・ド・クライヴ・ロウなど、サイドを固める客演陣も、豪華。


▼ ビル・ウィザーズ、スティーリー・ダン、ドノヴァンやアース・ウィンド&ファイヤーあたりにも通じる抜けのよさ、ブルーアイド感覚、そこにビルド・アン・アーク時代から脈々と受け継がれてきたひとしずくのスピリチュアル・フィーリングとウェストコーストの爽やかな風を注ぎ込んで新しい時代のクロスオーバー・サウンドへと纏め上げたナイス・アルバム。


▼ ジャズやソウル・ミュージック、AORな感覚をクラブ・ミュージックのフィルターを通してアウトプットする、たとえばベニー・シングスのようなアーティストが好きなら、是非、トライいただきたいです。もちろんビルド・アン・アークやカルロス・ニーニョのファンにもレコメンド。ダブラブの雑多な感覚が好きな音楽マニアの方も、是非!