2013-11-21

ダニエル・エイヴリーのアルバムがラフトレの年間ベスト4位に





ダニエル・エイヴリーのデビュー・アルバム『ドローン・ロジック』が
イギリスのショップ<ラフトレード>の年間ベストの4位に選出されて
おります。トップ3はジョン・グラント、サヴェージズとマシュー・ホワイト。


http://www.roughtrade.com/aoty2013


御大アンディ・ウェザーオールが『TIME OUT LONDON』の特集
DJ STARS OF 2012」でピックアップして以降、飛ぶ鳥を落とす
勢いで躍進を続けてきたイギリスの新鋭による満を持してのデビュー
アルバムです。


ウェザーオールにも通じるヤサグレたアンダーグラウンドな質感を
保ちながら、ハウスやテクノの垣根を越えたしなやかで力強いダンス
トラックを満載。


是非ともご注目いただけたらと思います。







他にもこんなところで年間ベストに挙げられています。

The Quietus >>> 7位
http://thequietus.com/articles/13960-albums-of-the-year-2013


Q Magazine >>> 29位
http://www.brooklynvegan.com/archives/2013/12/arctic_monkeys_46.html

NPR
http://www.npr.org/blogs/bestmusic2013/2013/12/10/249243871/npr-musics-50-favorite-albums-of-2013

Resident Advisor
http://jp.residentadvisor.net/feature.aspx?2003









2013-11-20

【VIDEO】 Daniel Avery - All I Need





初アルバム『Drone Logic』(ドローン・ロジック)おかげさまで
各所で高評価いただいております。ダニエル・エイヴリー。


アルバムからの新しいビデオが届いております。

 



【VIDEO】 Rune Lindbœk feat. Kurt Maloo - Wonder



2013-11-05

RUNE LINDBAEK: Krasava




リンドストロームやトッド・テリエに先駆けた
ノルウェイ・ディスコの重鎮リューネ・リンドバークによる
驚きの新作が到着。


イジャット・ボーイズとのコラボ・ユニット
MEANDERTHALSやイジャットのレーベルNOIDからの
リリースでも知られ、マンゴリアン・ジェットセットと共に
オスロのクラブ・シーンを切り拓きコズミック・ディスコの
世界的な拡散に多大な貢献を果たした偉人による、
オブスキュア・ムード満開の濃密バレアリック・ポップ作品。


先行シングルでも話題のCos/Mesによるキラー・リミックスを
ボーナストラック追加搭載。







リューネ・リンドバーク/クラサヴァ
RUNE LINDBAEK: Krasava
calentito (CLTCD-2035)

AMAZON  |  DISKUNION  |  TOWER



01 Tap Tap (feat Supa Sayed)
02. Disco Nap (feat Anneli Drecker & Robert Owens)
03. End Of The World (feat Lenny)
04. Wonder (feat Kurt Maloo)
05. Sculptures (feat Carina Istre)
06. Krasava (feat Mark Bell, Lenny & Øyvind Blikstad)
07. Lowriders Lowsong (feat Marita Sørli)
08. Awkward (feat Charlotte Thorstvedt & Øyvind Blikstad)
09. Tåkelur (feat Bogdan Loebl)
10. Kongens Gate (feat Øyvind Blikstad)
11. Wonder (Cos/Mes Mix) ***

*** ボーナストラック


◆ イジャット・ボーイズとのコラボ・ユニットMEANDERTHALSのリリースで注目を集めたノルウェイのコズミック・ディスコ・シーンにおける重鎮リューネ・リンドバークがMEANDERTHALS以来となるアルバム作品を完成させた。


◆ リューネ・リンドバークは、MEANDERTHALS以外にも、イジャットのレーベル<NOID>からリエディット・アルバム『Klubb Kebabb』をリリースしていて、イジャット周辺の雑食ハウス・マニアのあいだではかねてからリスペクトされていたプロデューサー。2013年はエディCやシーホークスのリミックスがフロア・ヒットしたことでも話題沸騰。


◆ 地元ノルウェイではリンドストローム&プリンス・トーマスやトッド・テリエの先輩としてマンゴリアン・ジェットセットと共に神格化されているシーンの先駆者で、90年代には4ヒーローのレーベル<REINFORCED>や<R&S>傘下のアンビエント部門<APOLLO>から作品を発表していた何気に大ベテラン。ロイクソップのふたりとは、ロイクソップのデビュー以前に<アラニア>名義で活動を共にしていた仲でもある。


◆ そんなリューネの最新アルバム『Krasava』は、ニュー・ディスコ的なビート・フォーマットを下敷きとしながらも、より雑食性の高い、オルタナティヴでオブスキュアなダウンビート・サウンドを多く含む秘境ムード満点の濃密バレアリック・ポップ作品。


◆ リンドストロームにも通じるノルウェイ・ディスコ特有のメランコリックなメロディ・センス、まるでバレアリックのオリジナル・レコードから飛び出てきたかのような80年代シンセ・ポップ風の音づかい、ウォーリー・バドロウ的なエキゾ・ニューエイジ・ムード、そして何よりも驚かされるのが、全10曲中9曲がボーカルやコーラスをフィーチャーした歌モノであること。


◆ ボーカリストにはハウス界の大御所ロバート・オーウェンス、クラムド・ディスクからのリリースで知られる同郷のバンド、ベル・カントのボーカリストでもあったアンネリ・ドレッカー、バレアリック・クラシックス「The Captain Of Her Heart」のヒットで知られるカート・マルーなどをフィーチャー。


◆ ギターはMEANDERTHALSやイジャット・ボーイズの初アルバム『セラー・ドア』にも参加していたジョー・シューマンがサポート。


◆ カート・マルーのボーカルをフィーチャーしたM④「Wonder」はCOS/MES、レイ・マン、シーホークスのリミックスを搭載した強力な12”シングルも話題に。


◆ オリジナル作品としては2000年の『Søndag』以来13年ぶりで、今回はリューネ自身のレーベルであるドラム・アイランドからのリリース。


◆ イジャット・ボーイズ、リンドストローム&プリンス・トーマス、マンゴリアン・ジェットセット、サイケマジック、ジョニー・ナッシュ、パシフィック・ホライズンズ、DJハーヴィーらのファンにオススメ。リンドストロームのキャリア形成にも重大な影響を及ぼしたノルウェイ・ディスコを支える巨人によるマスターピース。是非ともご注目を。


◆ 日本盤のみボーナストラックとして「Wonder (Cos/Mes Mix)」を追加収録。


2013-11-02

MONOTON: Monotonprodukt 07





レコードのみ…とのことですが、


1970年代から80年代にかけて活躍した電子音楽の奇才
MONOTONの82年作『Monotonprodukt 07』が、


弊社でもCDのリリースや流通をさせていただいております
フランスのレーベル<Desire>から復刻されました。


マスタリングとスタンパー(レコードのプレスの元になる金型)の
カッティングはDubplates & Masteringとのことで、音質的にも興味津津。


オーストリアの実験/電子音楽アーティスト、コンラッド・ベッカーによる
ユニット、MONOTON。


『Monotonprodukt 07』は、その二枚目のスタジオアルバム。


オリジナルは、わずか500枚しか製造されなかったそうですが、
90年代末にイギリスの音楽雑誌『WIRE』が


100 Records That Set The World On Fire」として紹介、
電子音楽やエレクトロニカのファンのあいだで注目を集めていた一枚です。


今回のDesireによる再発も450枚限定とのことなので、
在庫のあるうちにお早めに…。


弊社でも少量ですが取扱ございます。







2013-11-01

PANICO: Resonancia




仏タイガースシからのアルバム『Subliminal Kill』で大きな
センセーションを巻き起こしたチリのポストパンク・バンド、
PANICOによる新作が(いつの間にか)完成しておりました。


2012年に地元チリでリリースされていたものを、アイク・ヤード
MONOTONなどの復刻を手掛けるフランスのレーベル<Desire>が
ライセンスをとりヨーロッパでリリースしたものです。


アンデス山脈にある、「死への道」とも言われるというアタカマの
砂漠地帯に機材を持ち込みレコーディングを敢行したこのアルバム。


以前のパンキッシュなスタイルは影を潜め、まさに過酷な砂漠の
サウンドトラック、とでも言えそうな、荒涼としたアブストラクトな
サウンドスケープに包まれた謎過ぎる一枚。


バンドが録音した素材を、フガジのドラムのブレンダン・キャンティーが
エディット&選曲してアルバムにまとめあげたとのこと。









残念ながら現在のところCDの発売予定はないそうです。
最寄りのレコード・ショップまたはamazon等でレコードにて
お求めください。



 

IMPERIAL TIGER OTCHESTRA: Wax





アフロビートやディープファンク以降のフロア・モードに
のせてエチオピア音楽を現代に蘇らせるスイスのエチオ虎こと
インペリアル・タイガー・オーケストラによる待望の新作が完成!


エチオピーク直系の揺れる歌謡ムードを引き継ぎつつ、
重厚なホーンのアレンジや演奏に更なる磨きをかけながら、
シンセを大胆に導入したオブスキュア度5割増しの怪し過ぎる
ハイブリッド・エスノ・トランスを展開。


ジャイルズ・ピーターソンも太鼓判、トレバー・ジャクソン、
ロラン・ガルニエ、シンデンなどといったクラブ系DJたちをも
トリコにした鉄壁のハチロク・グルーヴが再び大暴走!


インペリアル・タイガー・オーケストラ/ワックス
IMPERIAL TIGER OTCHESTRA: Wax
Moi J’Connais / ritmo calentito (RTMCD-1076)

1. Konso
2. Lelele
3. Yasheryshery
4. Bechereka moshete
5. Che Belew
6. Shered
7. Tgeregna
8. El Naas Elgiafa
9. Sudani Tune









◆ デビューEP『Addis-Abeba』と続くアルバム『メルカート』が地元スイスのみならずフランスやUKでもヒットして注目を集めたインペリアル・タイガー・オーケストラ。その待望の新作アルバムが完成。


◆ アンティバラス的な現在進行形アフロビートや、クラブジャズ/ヒップホップ以降のディープファンク的なマインドで、トラディショナルなエチオピア音楽を2010年代のダンスフロアへと蘇らせたユニークなグローバル・グルーヴは、生音ジャズ、ファンク、ワールド・ミュージックからジャムバンド系のリスナーまで、幅広いオーディエンスから支持を集めました。


◆ 2年半ぶりのこの新作では、そんな彼らの持ち味であるエチオピアとレアグルーヴ/ファンクのミクスチャーに更なる磨きをかけつつ、アナログ・シンセを大胆に取り入れた驚きの新機軸で、またまたファンをノックアウト。野太くヘヴィーでありながらもどこか艶めかしく、まるでギャング・ギャング・ダンスがエチオピークにトライしたかのような不思議なトランス感覚がフレッシュ。


◆ 『エチオピーク』シリーズの発起人であるフランシス・ファルセットにも認められ本場アヂスアベバでも演奏するなど、エチオピア音楽のマニア筋からも高い評価を受けながら、伝統とエッジな感覚が絶妙なバランスで釣り合いをみせたユニークなサウンドとグルーヴでまったく独自の立ち位置を切り拓いたインペリアル・タイガー・オーケストラ。


◆ アンティバラスやムラトゥ・アスタケあたりのファンはマスト。ディープファンク、レアグルーヴ、アフロビート、クラブジャズやワールド音楽ファンのみならず、ジャズマンやストーンズ・スロウあたりのディガー系、ファインダーズ・キーパーズやサブライム・フリークエンシーズ的なニッチ筋、ジャムバンドや野外フェス好きなどなど、幅広くレコメンできる逸材です。是非とも引き続きのサポートを!

















BAHAMA SOUL CLUB: The Cuban Tapes





ダンサブルなラテン・テイストを前面に打ち出した
骨太クラブジャズ・サウンドで人気のドイツのコンボ
バハマ・ソウル・クラブによる待望のニュー・アルバムが完成。


ジャイルズ・ピーターソンによるキューバン・プロジェクト
ハバナ・カルチュラのメンバーや、スパンキー・ウィルソン、
ベッシー・スミスら豪華ゲストを迎え入れ、


間口の広いカジュアルな佇まいとフロア・オリエンテッドな
グルーヴの核を維持しながらも、これまで以上にロマンティックで
スタイリッシュなサウンドに磨きをかけた飛躍の一枚。

















バハマ・ソウル・クラブ/ザ・キューバン・テープス
BAHAMA SOUL CLUB: The Cuban Tapes
BUYU / ritmo calentito (RTMCD-1075)

01.AY JONA 
02.TIKI SUITE Pt.1 Cuban Casbah 
03.MOANERS - feat. Bessie Smith
04.COOKA RACCA - feat. Telmary 
05.CUERVO GOLD 
06.I WARNED YOU BABY - feat. Spanky Wilson 
07.LA SERENATA 
08.TIKI SUITE Pt.2 Mirando Al Mar - feat. Arema Arega 
09.THAT‘S WHAT WE NEED 
10.BROKEN PIANO 
11.GRINNING IN YOUR FACE - feat. Ruthie Foster 
12.TIKI SUITE Pt. 3 In The Night - feat. Anna Luca 
13.SOLEDAD - feat. Telmary 
14.MALAGO - feat. Danay Suarez 
Exclusive Bonus Tracks:
15.TIKI SUITE Pt. 2 Mirando Al Mar - feat. Telmary Club Des Belugas RMX
16.MOANERS - feat. Bessie Smith Suonho RMX



◆ ディジー・ガレスピーやアート・ブレイキー的な黒さや太さ、ラテン・テイストを現在進行形のクラブジャズ解釈でモダン・アップデート、JUJU ORCHESTRAやMO HORIZONSと並んでドイツのクラブジャズを代表する看板グループとして躍進を果たしたバハマ・ソウル・クラブ。


◆ アート・ブレイキーの「チュニジアの夜」を思わせるジャケットも注目を集めたデビュー作『Rhythm Is What Makes Jazz Jazz』、モップ・モップやドクター・ラバーファンクのリミックスでクラブ方面でも話題となった『Bossa Nova Just Smells Funky』に続く待望の第三作。


◆ カル・ジェイダーを思わせる軽妙なヴァイブとコギミよいパーカッションの絡みも最高にクールなオープニング曲の「Ay Jona」(M①)、「アリゲーター・ブーガルー」へのオマージュとも言える一瞬のホーン・リフに思わずニヤリ、タイトなピアノとオルガンの掛け合いも素晴らしい、伝説のソウル・ディーヴァ、スパンキー・ウィルソンをフィーチャーしたパツンパツンなジャズファンク「I Warned You Baby」(M⑥)、こちらも生ける伝説と言っていい女帝ベッシー・スミスの塩辛い歌唱とブリブリのホーンが最高に腰にクル「Moaners」(M③)ほか、今回もダンサブルでキャッチー、しかしながらどこまで太くて黒くて、最高にジューシーな踊れるジャズを満載したキラー・アルバム!


◆ ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブやアフリカ・バンバータとのコラボ経験もある(ジャイルズ・ピーターソンのハバナ・カルチュラ・プロジェクトの一員でもある)カナダ在住のキューバ人女性ラッパーTelmaryによるスペイン語のラップ/スポークンワードをフィーチャーした不思議なテイストのアップリフティングなボッサ・チューン「Cooka Racca」(M④)や古き良きキューバ音楽を思わせるメロウなピアノが心地よい「Broken Piano」(M⑩)、レゲトン風味のビートにのせた「TIKI SUITE Pt. 2 Mirando Al Mar」のリミックス(M⑮)あたりの変化球も抜群。


◆ アルバムのタイトルやゲストが示すように、今回の作品はキューバやその音楽、とりわけ、1964年にソ連とキューバで共同制作されたミハイル・カラトーゾフ監督の映画『怒りのキューバ』(I Am Cuba/Soy Cuba)から、大きなインスピレーションを得ているとのこと。しかも、「Ay Jona」のビデオ・クリップでは、この映画の映像を、権利元のキューバ政府の正式な許可のもとにオフィシャル使用。


◆ 本家本元をも唸らせたリアルなキューバン・テイストがあちらこちらに散りばめられたナイスなジャズ・グルーヴ作品。カジュアルでありながらも本格的なジャズ・テイストを楽しむことのできる良質なラテンジャズのアルバムで、クラブジャズやレアグルーヴ好き全方位にレコメンドしたい新クラシックス。


【バハマ・ソウル・ウラブ】

『Bossa Nova Is Not A Crime』のヒットで知られるニュージャズ・ユニット<ジュジュ・オーケストラ>から派生したライヴ・バンド。2008年にアルバム『Rhythm Is What Makes Jazz Jazz』でデビュー、アート・ブレイキーを思わせるキャッチーなロゴ・ジャケがジャズ・ファンのあいだで広く話題となりヨーロッパ全土で注目を集める。2010年にセカンド『Bossa Nova Just Smells Funky』を発表。2011年にはそのリミックス盤『Bossa Nova Just Smells Funky Remixed』をリリースし、ジャズファンク、リエディット、ユル目の4つ打ちからジャジー・ヒップホップ系まで、クラブジャズの域を越えてクロスオーバーなファンを獲得。2013年秋に『ザ・キューバン・テープス』(通算第三作)をリリース。











前作『Bossa Nova Just Smells Funky』
のリミックス・アルバム ↓