2016-04-30

GRAND PIANORAMAX: Soundwave




東京ジャズでの衝撃ステージも記憶に新しいスイスのジャズ・ユニット、グランド・ピアノラマックスによる最新リリースが、インペリアル・タイガー・オーケストラやクドゥロ・コンピ『BAZZERK』などで新機軸を切り拓く同国の名門レーベル「Mental Groove」から登場!


完全クラブ対応の火を噴くようなファンキーなリズムの上で、モントルー・ジャズ・フェスのコンペ勝者ピアニスト、レオ・タルディンの奏でる歌心あふれるフレッシュなピアノ・メロと、ノイバウテンのブリクサともコラボするベルリン在住実力派MCブラック・クラッカーのクールなラップが真っ向から激突!


特級のジャズとファンクやジャムバンド的なセンスを掛け合わせた力強いミクスチャー・サウンドでジャンルの壁を突き崩す会心の一枚!















グランド・ピアノラマックス/サウンドウェイヴ

GRAND PIANORAMAX: Soundwave
Mental Groove / ritmo calentito (RTMCD-1194)


01. Carefree      
02. No Doubt      
03. Thight Rope
04. You Can Feel It      
05. High Tide  
06. Big Easy    
07. Lovely Day  
08. Come With Me
09. Que Sera  
10. Strollin'
11. Lovely Day Reprise
12. That Story


◆ 東京ジャズに2014&2015と2年連続出場で話題をさらったスイスのジャズ・ユニット=グランド・ピアノラマックスによる最新作。


◆ 前作までをリリースしていたドイツのObliqsoundからスイスの名門Mental Groove(ルチアーノやブロディンスキーを発掘した早耳エレクトロニック・レーベルで近年はインペリアル・タイガー・オーケストラやクドゥロ・コンピ『BAZZERK』などで世界音楽とダンスフロアの越境にも貢献)へと移籍して心機一転の通算第5作。


◆ リーダーのピアニスト、レオ・タルディンはモントルー・ジャズフェスティバルのソロ・ピアノ・コンベンションで優勝した経験もある実力派。ラップ/ポエトリーのブラック・クラッカーは昨年アルバム・デビューしたスイスのジャズ番外地ユニット「KiKU」でノイバウテンのブリクサともコラボを展開。


◆ 先行シングル曲M⑥「Big Easy」を筆頭に、ファンキーなリズムとメロディアスなピアノ・サウンド、ホットなソウルを内に秘めたクールなポエトリーの三つ巴から生まれる奇跡のジャズ・グルーヴを連発!


◆ 世界三大ジャズ・フェスのひとつ「モントルー」を生んだ隠れた音楽大国スイスが誇る未来派ポストジャズの最高峰ユニット=グランド・ピアノラマックス、その覚醒を告げる渾身のフル・アルバム!

2016-04-29

【余談】 REXY: Running Out Of Time




ボーカルのレックス・ナイマンとキーボード奏者のヴィック・マーティンによるデュオ・ユニット、レクシーのアルバム『Running Out Of Time』が再発。


レックスは当時デザイナーを目指して服飾を学んでいた学生で、ヴィックはユーリズミクスやボーイ・ジョージ、ワークシャイらのアルバムにも参加していたセッション・プレーヤー。現在はゲイリー・ムーアのバンドで演奏しています。


ふたりはニューロマンティック・ムーヴメントの聖地「ブリッツ」で出会いバンドを結成、1981年に唯一のアルバム『Running Out Of Time』を発表。しかしながらその後ほどなくしてレックスが当初の志望どおりデザインの道へ進むことになりグループは活動停止に。


レコードは2000年代に入ってからジョーイ・ネグロのZレーベルのコンピ『Under The Influence』でピックアップされたり現行インディのミュージシャンたちが話題にしてその存在が広く知られることに。


中でもぞっこんだったのがブラッド・オレンジでもマイクを握るフレンズのサマンサ・アーバニでした。サマンサはこのレコードのために自ら「URU」レーベルを設立、セバスチャン・テリエやゴティエのUKデビューをセットアップしたことで知られるロンドンのラッキーナンバー・ミュージックのサポートを得て、今回の再発を実現させました。


全体的にはシンセ・ポップなのですが、『Under The Influence』にも収録の「Nervoso」はアジムスやインコグニートを思わせるインストのジャズファンク。この時代のファンカラティーナとかギタポのバンドがシングルのB面でポロっとインストのファンク・ナンバーをやっていたりとか、たまにありますよね。そんな感じです。他にも、エルヴィスやチャック・ベリーのカバーもあったりして、バラエティに富んでいてインディ・マニアじゃなくても楽しめる内容のアルバムだと思います。


祝復刻!でコナン・モカシンアリエル・ピンク、ジェフ・バーバラなどなどカバーも続々。












2016-04-26

V.A.: Cosmic Machine The Sequel




ダフトパンクのルーツとも言えるヴィンテージ・ディスコをディグった驚愕コンピ『コズミック・マシーン』の第二弾が登場!


イタリアやドイツと並ぶヨーロッピアン・ディスコの聖地フランスで1970年代から80年代にかけて作られたレアなディスコ・シングルの数々を一網打尽!


王道のクラブ/ディスコ好きだけでなく、現行インディ/シンセ・ミュージックやクラウトロック、ライブラリー、電子音楽、オブスキュアなどなどジャンルを越えあらゆる音好きを魅了するであろうマニア爆死の超絶セレクション!
















コズミック・マシーン・ザ・シーケル

V.A.: Cosmic Machine The Sequel
Because Music


1. Pascal Comelade « Mouvement Décomposé d’Un Coup de Marteau »
2. Stereo « Moonshine »
3. Francis Lai « Young Freedom »
4. Rosebud « Main Theme From More »
5. Queen Samantha « Take A Chance (Remix Instrumental Edit) »
6. Nicolas Peyrac « Rite » (From The OST Les 7 Jours De Janvier)
7. Heldon « Les Soucoupes Volantes Vertes »
8. Roger Roger « Vadrouillard 3 »
9. Arpadys « Monkey Star »
10. Video Liszt « Fade in Honk Kong »
11. Pierre Porte « Love Is All »
12. Richard Pinhas « Ruitor »
13. Christophe « Harp Odyssey »
14. Grand Prix « Grand Prix »
15. The Peppers « Pepper Box »
16. Joel Fajerman & Jan Yrssen « Asteroide »
17. Moon Birds « Cristal N°3 »
18. Araxis « Theme d’Araxis »
19. Anarchic System « Pop Corn (Instrumental) »
20. Georges Rodi « Indian Love Melody »
21. Michel Magne « Signaux Codes Non Identifiés »
22. Pierre Schaeffer « Trièdre Fertile – Moins Banal (4ème Mouvement) »




◆ ダフトパンクやブレークボット、ボブ・サンクラーのルーツとも言えるヴィンテージなオブスキュア・ディスコをディグった驚愕コンピ『コズミック・マシーン』の第二弾!


◆ イタリアやドイツと並ぶヨーロッピアン・ディスコの聖地フランスで1970年代から80年代にかけて作られたレアなディスコ・シングルの数々を一網打尽!


◆ DJハーヴィーやトッド・テリエら現行シーンのトップDJたちもこよなく愛するフロア・キラー、電子音楽家やシャンソン歌手による気まぐれなご乱心、マニア爆死の未CD化サントラ曲、フランスでは誰もが知る国民的人気歌手の意外な裏仕事など、ひとくちに「ディスコ」と言っても実にバラエティ豊かなオモロ曲のオンパレード!


◆ セガのアーケード・ゲーム・クラシックス「ペンゴ」のBGM元ネタ「Pop Corn」のインスト収録も嬉しい限り!


◆ ディスコやクラブ・ミュージック好きはもとより、現行インディ/シンセ・ミュージックのファン、フレンチ好き、モンド/ライブラリー/サントラ文脈にもハマること確実!様々なジャンルの音好きにアピールできる実に興味深い内容の編集盤です。


◆ 選曲:NCLE O


◆ 解説:Clovis Goux(日本語対訳付)


◆ 第一弾はこんな感じでした → http://bit.ly/22Gpvnw



















2016-04-25

JEAN TONIQUE: You




FKJにも通じる生音アーバン感とハウスやディスコのナイス・バランスで急浮上、アウトキャストJAY-Zタキシードやラナ・デル・レイ、ロビン・シックetcのリミックスでも話題を呼んでいるフランスの次世代プロデューサー=ジャン・トニックがいよいよCDデビュー!
















ジャン・トニック/ユー

JEAN TONIQUE: You
(Partyfine / Wordandsound)


1-Guest [feat Iris] original edit
2-Near You
3-Fame For Sale [feat Jessie Chalon]
4 What You Wanna Do
5 My Love Your Soul
6 La Rencontre [feat Gion Arto]
7 What You Wanna Do [feat Dirty Radio]
8 You & Me
9 Guest [feat Iris] (Jean Tonique Alternate Vision)
10 Guest (feat. Iris) (The Beatangers and Boogie Vice Remix)
11 Guest (feat. Iris) (Young Franco Remix)


アウトキャストやタキシード、ラナ・デル・レイのリミックスでポスト・ブレークボット最右翼として急浮上を果たしたフランスの新人ジャン・トニック待望の初アルバムがユクセク主宰「パーティーファイン」から登場!ダフト以降の王道ディスコとシンセファンク&フィルターハウスをかけ合わせたピークタイムをグっと加速させるキャッチーなダンスミュージックを満載した最強のデビュー盤!


◆ ここ数年アウトキャストやラナ・デル・レイ、クークスら人気アクトのリミックスをコンスタントに手掛け、昨年はタキシードのリミックスもフロア・ヒット、その才能が早耳ファンのあいだでかねてから話題となっていた ジャン・トニック!


◆ フランスのエレクトロニック・シーンにおける「ポスト・ブレイクボット」の大本命がユクセク主宰「パーティーファイン」から待望のCDデビュー!


◆ 90年代のハウス・ミュージックを思わせる高揚感をあおるエモーショナルなシンセ・リフやフィルター処理、ダフト直結のギター・カッティング、絶妙なサンプリング、モダンなカットアップ、思わずのけぞるライヴ・フィーリング溢れるナイスなベースライン&フロアを加速させる極太のリズム!


◆ ディスコとハウスをイイトコ取りしたボブ・サンクラー以来のお家芸ともいえるフレンチの伝統が炸裂!そこにいかにもイマっぽいモダンなシンセファンク・アプローチを取り込んだ、2016年仕様の最強ダンス・ミュージックを満載!


★ 『MIKIKI』でご紹介いただきました!

→ http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/11226

★ タワレコ『bounce』誌の年間ベスト号で「フレンチタッチ2016」としてブレークボットやカシアスと共に新人ジャン・トニックをご紹介いただきました!

→ www.facebook.com/calentitomusic/photos/a.153600304709303.34604.111718112230856/1186619361407387









2016-04-04

【余談】 THE SUFFERS: The Suffers




ヒューストンのソウル/ファンク・バンド、ザ・サファーズ。


ボーカルのカムさんはヴェリー・ベストのUSツアーでも歌っていたそうで。


『NPR』の「タイニー・デスク」とかデイヴィッド・レターマンの『レイト・ショー』とか、ネットやテレビの人気プログラムにも多数出演、その筋ではデビュー前からかなり期待も高かったようです。


テキサス版ダップトーン的な堂々とした佇まいのソウル&ファンク・モードに、ロックンロール、カントリー、リズム&ブルース、レゲエやラテンなど様々な要素を取り込んで独特の世界を築き上げています。デビュー作(昨日発売!)でこのクオリティ、将来が楽しみです。


2016.5.1.追記


早くもブルーノートに来日決定(2016年6月13日14日)…ということで日本でもブレイクなりますでしょうか。今からステージ楽しみで仕方ないです。










2016-04-02

CIRCLES: More Circles




辺境/サイケ/フォークなど様々な希少音源復刻を手掛けてきたスペインのGUERSSENレーベルがアヴァンギャルド・ミュージック発掘の新レーベル「Mental Experience」をスタート!注目の第一弾リリースは、80年代初頭のポスト・クラウトロック期にノイバウテンやスロッビング・グリッスルズにも通じるメタリックなインドスタリアル・マナーとハルモニア直結のアンビエンスをミックスした強烈なアヴァン・サウンドでアンダーグラウンドを席巻したドイツのギター/エレクトロニクスのデュオ・ユニット「サークルズ」のファースト&セカンド!


こちらがセカンド。
















サークルズ/モア・サークルズ

CIRCLES: More Circles
Mind Experience / ritmo calentito (RTMCD-1189)


1.     Minimal Instant
2.     A) Several Steps Leading Through Different Rooms B) Escapades
3.     Tripletwin
4.     Paris Cut
5.     Mental Dart
6.     Trio Atonale
7.     Tranquilo Gonzales
8.     Sequences
9.     Consequences
10.  Spiral Dance


『More Circles』はヤマハがDX-7を発表した翌年の84年に、再び「Einhorn Music」からリリースを見たセカンド・アルバム。デジタル時代黎明期ならではのシンセ使いや電子ドラムを炸裂させながら、ダークでアナーキーでエクスペリメンタルなアンビエント・モードを全面に押し出した作風で、こちらも絶品!


マニア垂涎のクラウトロックのガイド本『Crack In The Cosmic Egg』の著者のアラン・フリーマンが解説執筆を担当、日本盤はその対訳を封入。


◆オリジナル発売1984年
◆初CD化
◆リマスター済
◆解説:アラン・フリーマン(日本語対訳付)



CIRCLES: Circles




辺境/サイケ/フォークなど様々な希少音源復刻を手掛けてきたスペインのGUERSSENレーベルがアヴァンギャルド・ミュージック発掘の新レーベル「Mental Experience」をスタート!注目の第一弾リリースは、80年代初頭のポスト・クラウトロック期にノイバウテンやスロッビング・グリッスルズにも通じるメタリックなインドスタリアル・マナーとハルモニア直結のアンビエンスをミックスした強烈なアヴァン・サウンドでアンダーグラウンドを席巻したドイツのギター/エレクトロニクスのデュオ・ユニット「サークルズ」のファースト&セカンド


こちらはそのファースト・アルバムになります。
















サークルズ/サークルズ

CIRCLES: Circles
Mind Experience / ritmo calentito (RTMCD-1188)

1. Einblicke
2. Viele Wege
3. Chant
4. Rockola
5. 10º Unter Null
6. Troflut
7. Reibend
8. Intermezzo
9. A) Woistich B) Umgedreht


サークルズは、シンセ、シーケンサー、ドラムからサックスまでをこなすマルチ奏者のディアーク・ライタート(Dierk Leitert)と、ギターのマイク・ボーアマン(Mike Bohrmann)のふたりからなるデュオ・ユニットで1983年に結成。フィリップ・グラス、ジョン・ケージ、イーノ、ロバート・フリップやラ・モンテ・ヤングに影響を受けつつ、80年代のテクノロジー/エレクトロニクスの進化を追い風にロックと電子の狭間で独自のエッジを追及、ジャーマン・アンダーグラウンドでカルト的な人気を博した伝説のグループ。


『Circles』は1983年にバンドの自主レーベル「Einhorn Music」からリリースされた彼らのデビュー・アルバム。メタリックでノイジーなギター・サウンド、ノイズ、エレクトロニクス、アンビエントなシンセやメディテーティヴな反復が生み出す摩訶不思議な音世界は、一度ハマると底なし沼だ!クラウトロックとインダストリアルの狭間の断末魔のような魂の叫びを聞け!


マニア垂涎クラウトロックのガイド本『Crack In The Cosmic Egg』の著者アラン・フリーマンによる解説の日本語対訳付。


◆オリジナル発売1983年
◆初CD化
◆リマスター済
◆解説:アラン・フリーマン(日本語対訳付)

2016-04-01

【余談】 JIM WELLMAN: Dawn To Dusk




元ブランニュー・ヘヴィーズ(BNH)のジム・ウェルマンが久々にアルバムを出しました。


前回が2005年に発表したポストモダンジャズ名義の『Love Not Truth』ですから11年ぶりになります。「元ブランニュー・ヘヴィーズの」と言ってもピンとこない方も多いかもしれません。何しろ1stの最初のほうだけでスルっとバンドを抜けてしまったので。


でも「Stay This Way」とか「People Get Ready」とか、初期のヒット曲のほとんどを共作した、何気にバンドのキーマンでした。


BNHを辞めたあとはロイ・エアーズと「タイム&スペース」というバンドを組んでアルバムも作ったのですが、結局あまり大きな話題にはならずにフェードアウト。ロイのユビキティーの面々がバックについていたりして、結構強力バンドだったのですが。


インコグニートで言ったらブルーイさん、みたいな立場の方になるのでしょうか。マルチ奏者で、ソングライター、アレンジャーとしても素晴らしい才能を持っていたジムさん。しかしながらレーベルやディール面ではなかなか良縁に恵まれなかったようです(←ここらへんのあれやこれやは日本盤の解説を参照いただけたらと)。


今回の『Dawn To Dusk』もやっぱり自主リリースなのですが、内容的にはとても素晴らしいものに仕上がっているかと思います。


是非、チェックいただけたらと。




2016.7.11.追記

タイム&スペース時代のものを含む過去音源や未発表を集めた企画盤『Jim Wellman & Guests』も発売となりました!ロイも歌ってます!