2016-09-06

【リリース情報】 D.R. HOOKER: The Truth




ドゥンウェンのリリースでおなじみのスウェーデンの名門レーベル「サブリミナル・サウンズ」が90年代末に復刻を手掛け、以降サイケ・マニア、インディ・ファンからAOR/フリーソウル好きまで幅広く多くのリスナーを魅了しクラシックス化したD.R.フッカーのサイケ秘宝盤『ザ・トゥルース』が久々のCD化。


カーティス・メイフィールドとジョージ・ハリソンとニール・ヤングをイイトコ取りしてソフトタッチにサイケ化した、などとも言われる、あり得ないクオリティのポップ作品!自主制作のためオリジナルはいまだオークションを賑わす高嶺の花ですが、レア度と内容がここまで高いところで釣り合ったアルバムも、なかなか無いのでは?幾度となくCD化が繰り返されるのも納得の、エバーグリーンで、永遠に色あせない名作です。


D.R.フッカー/ザ・トゥルース

D.R. HOOKER: The Truth
VEALS & GEEKS / WORDANDSOUND / ritmo calentito (RTMCD-1213)

1. The Sea
2. Fall In Love
3. A Stranger's Smile
4. Weather Girl
5. This Thing
6. Forge Your Own Chains
7. I'm Leaving You
8. The Truth
9. The Bible
10. Falling Asleep




◆ D.R.フッカーはアメリカのコネチカット出身のミュージシャンで、『The Truth』(1972年発売)と『Armageddon』(79年)という2枚のアルバムを自主リリース。『The Truth』のオリジナル盤は中古市場で1000ドルはくだらない激レア盤です。


◆ 『The Truth』はその後90年代末にサイケの名門「サブリミナル・サウンズ」からの再発がクロスオーバー・ヒットしサイケ愛好家のみならずインディロック・ファン全般、AORやフリーソウル好きなど幅広いリスナーの支持を集め定番化しました。


◆ 軽快なパーカッションと不釣り合いな歪んだギターのアンバランスがたまらない冒頭の「The Sea」、メロウなピアノが炸裂したサイモン&ガーファンクルのごときフィーリン・グルーヴィーな「Fall In Love」、ヴィブラフォン入りの濃密な「Weather Girl」、スペイシーなトリップ感あふれる「This Thing」、ドロドロな王道サイケ「I'm Leaving You」などなど、セルフ・プロデュースの自主制作盤とは思えぬ多彩なアレンジ、好演奏、グッドなメロディーがたっぷりと詰まった快心の一枚!


◆ ベルギーの新興レーベル「VEALS & GEEKS」からの2016年再発盤。