2017-11-30

DOLORES “La Terremoto” VARGAS: Anana Funk Hip 1970-1975




「アイケッツ時代のティナ・ターナーにも匹敵する、スペイン屈指のワイルドなパフォーマー」 ― チャルリ・ブラウン


ジプシー・ファンクの核弾頭ドロレス・バルガスのフロア・キラーを厳選した即死コンピが世界音楽金看板「ファラウェイ・サウンズ」から登場。


ニックネームの「La Terremoto」とは「Earthquake」すなわち「地震」の意。


音も歌も全てが震度マックスだ!


その強烈なインパクトにより、その後のスペイン・クラブ・シーンにも絶大な影響を残したとされる伝説的歌姫の激情パフォーマンスをギュっと1枚に濃縮した決定盤!


踏ん張らないと(踏ん張っても)吹っ飛びます。













ドロレス・バルガス/アナナ・ファンク・ヒップ1970 - 1975

DOLORES “La Terremoto” VARGAS: Anana Funk Hip 1970-1975
Pharaway Sounds / ritmo calentito (RTMCD-1294)

01. A La Pelota
02. Anana Hip
03. La Hawaiana
04. El Desgrasiao
05. Chirpy Chirpy Cheep Cheep
06. Macarrones
07. Oh La La
08. Gitana Real
09. Maria Lisi
10. La Piragua
11. El Matarile
12. El Despertador
13. El Co... Collar
14. Urtain, El K.O. y Ole




◆ 2016年に惜しまれながら他界した、ダイナマイトなパフォーマンスを武器に60年代から80年代にかけて絶大な人気を博したスペインの女性歌手ドロレス・バルガス。


◆ スペインのティナ・ターナー(または和田アキ子か!?)とも言われた彼女が、70年代に名門ベルテル(Belter)に残したフロア・キラーの数々を厳選したコンピレーションが、世界音楽ディグの名門「ファラウェイ・サウンズ」から登場。


◆ 70年代のスペインには、「ジプシー・ファンク」や「アシッド・ルンバ」」などといわれた、スペイン独自のトラディショナルな要素を編み込んだハイブリッドなファンク・シーンがありました。当時のレコードは現行のレアグルーヴやミクスチャー・ロックのシーンでも大人気!彼女はそのシーンの中でも突出した支持を集める特別な存在でした。


◆ 太陽にほえろ!的な刑事ドラマ風のM①「A La Pelota」、ヒプノティックな「ナナナ」コーラスが脳内に渦巻くM②「Anana Hip」、ソリッドなカウベルが腰を粉砕するヘヴィー・ファンクなM③「La Hawaiana」と、まずはオープニング3曲で軽く吹っ飛ばされます。ジプシー・キングスもビックリなM⑨「Maria Lisi」やフラメンコ&デスカルガなM⑩「La Piragua」あたりもいいカンジ。 とにかく全曲ハイ・エナジーでアドレナリンがスパークしまくり!!


◆ 企画監修はもちろんジプシー・ファンクといえばこの人チャルリ・ブラウン。その詳細な解説(日本語対訳付)も必見!ファラウェイならではの丁寧なマスタリングも素晴らしい。これはぜひ爆音で!